トイレの中から暑さ対策事業

熊谷市では平成30年度から令和2年度まで、熱中症の予防や対処法などを記載したトイレットペーパーを作成し、一部の公共施設や駅、スポーツ施設、道の駅などのトイレに設置しました。また、熱中症予防声かけ事業協力店にも配布しました。

令和２年度には、トイレットペーパーに暑さ対策川柳を印刷し、新たに老人福祉センターや老人憩の家への設置と、市内の中学生への配付を行いました。
ここで、トイレットペーパーに記載した５つのポイントを紹介します。

本格的な夏を迎える前に暑さに体を慣れさせる「暑熱順化」をしておくことで、
汗をかきやすい体になり、体温調節機能が向上します。
暑さに体を慣らし、暑い夏を乗り切りましょう。

晴れていなくても、気温や湿度が高い日は熱中症になる危険性があります。
曇りや雨の日も油断せずに熱中症対策を心がけましょう。

食事をとらなかったり、睡眠不足の状態だと体が疲れて熱中症になりやすくなります。
バランスのとれた食事と十分な睡眠で強い体を作りましょう。

水分は、がぶ飲みせずこまめに補給しましょう。
のどが渇く前から水分を補給しておくことが大切です。
また、暑いと感じたら無理せず冷房や扇風機をつけた室内や
風通しのよい日陰で休憩するようにしてください。

自分だけではなく、周囲の人の様子も注意しながら
学校や近所で声をかけあい、みんなで熱中症ゼロを目指しましょう。