更新日:2009年7月22日
熱中症・かぜ予防情報システムの構築
- 熊谷市と日本気象協会が連携し、市役所と市内30校に市民の健康対策として熱中症予防情報発信システムを構築しました。
- 設置した表示計の測定データを日本気象協会が解析し、熱中症指標、かぜひき指標を作成、熱中症予防情報やかぜ予防情報(11月から提供予定)をリアルタイムで市HP「熱中症予防情報ページ(外部サイト)」と登録携帯電話に送信しました。
「熱中症予防情報メール」通知サービス
8月には登録者数が計730件に達しました。
市内高等学校(7校)に「熱中症予防情報メール」お知らせ通知
環境省主催の熱中症予防に関するシンポジウムで熊谷市が紹介される
平成20年6月30日、国連大学にて開催された環境省主催「熱中症予防に関するシンポジウム」で熊谷市の取組みが紹介されました。
「熱中症環境保健マニュアル2008」の冊子を配布
小・中学校、関係施設などに環境省作成「熱中症環境保健マニュアル2008」約100冊を配布しました。
「熊谷市熱中症予防情報発信事業」の取組パネル展示
環境省主催「熱中症予防に関するシンポジウム」で使用した熊谷市の取組パネルを市役所1階の南側ロビーで9月30日まで展示しました。
「熊谷市熱中症予防情報発信システム」の活用依頼
- 市教育委員会教育長より市内で熱中症ランク4(厳重警戒)になったとき、市内幼・小・中学校へFAX通知しました。
- 市内で熱中症ランク4(厳重警戒)になったとき、市立保育所・児童館・児童クラブへ電話連絡網で通知し、関係施設へもFAXで通知しました。
まとめ
熱中症予防情報発信システムは、全国初めての取り組みだったこともあり、「見守り熱中症予防事業」と併せて新聞やテレビ等メディアで数多く取上げていただきました。平成20年10月1日現在で、NHKニュース「おはよう日本」、フジテレビ「とくダネ」、日本テレビ「ズームインスーパー」などのテレビ取材が13件、新聞記事掲載が68件、雑誌等での取り扱いが9件にのぼります。
これらの報道を通して市民の熱中症に対する意識が高まり、注意・喚起を図ることができたと思います。
市内の熱中症搬送者数が前年度より減少しました
熱中症搬送者が埼玉県全体では増加する中、熊谷市内で搬送された方は前年度9人減の38人となりました。
今後も引き続き、暑さ・健康対策に関する情報を市民のみなさんに提供していきたいと思います。
また、11月からはかぜ予防指標「コンコン指数」に基づく「かぜ予防情報ページ」と「かぜ予防情報メール」がご利用いただけますので、ぜひご登録ください。
かぜ予防情報ページ イメージ図(11月よりご利用できます)
かぜ予防情報ページ(11月よりご利用できます:熱中症予防情報ページと同じアドレスです)
http://wbgt-jwa.on.arena.ne.jp/kumagaya/(外部サイト)