更新日:2013年7月10日
「暑さ対策」保育所ひんやりペタペタ事業を紹介します
保育所内にある、コンクリートテラス部分などの蓄熱しやすい場所に「熱交換塗料」を塗り、炎天下においても温度上昇をおさえ、夏季にもひんやりペタペタ歩ける快適な保育環境を確保しています。
市内9保育所(荒川・銀座・石原・玉井・中条・箱田・大里第一・上須戸・江南)に施行しました。
熱交換塗料とは
熱エネルギーを運動エネルギーに変換して、塗料内で一定以上の熱量を消化することにより、夏場は余分な蓄熱・放射熱が発生せず、逆に冬場は一定温度での蓄熱をする特徴を持つ塗料です。
効果
これにより下記の効果が期待できます。
- 地面の蓄熱によるやけどを防ぐ(簡易プール使用時、室内と屋外の出入り)
- 地面からの反射熱を抑えることで、子どもたちを熱中症から守る
- 冷房効率の上昇による省エネ効果、および節電効果
- 塗装による美観の確保
- 冬季における保温効果
実証実験
表面温度の差異について、赤外線放射温度計を用いて検証した実証実験では、平成24年8月1日の実験において12.2℃の温度差、施工業者による測定では、18.1℃の温度差を確認しました。
※比較対象はコンクリート面と熱交換塗料塗布面