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MSD株式会社 妻沼工場

更新日:2022年6月10日

 令和4年5月11日(水曜日)に、熊谷市西城の MSD株式会社 妻沼工場 を訪問しました。

 MSD株式会社は、令和3年の全世界での医療用医薬品の売上高が 428億ドル(約5兆7千憶円(令和4年6月時点) にも上る、世界的な製薬会社です。

 今回訪問した妻沼工場は、昭和57年に万有製薬株式会社の工場として設立しました。平成22年に、万有製薬がシェリング・プラウ株式会社と合併したことで、MSD株式会社に社名が変更になりました。

 妻沼工場は、MSD株式会社の唯一の国内工場です。 

 工場に入ると、デイビッド・ラター生産本部長兼妻沼工場長(写真左)を始め、MSD株式会社の役員様から、会社の概要や理念、妻沼工場で製造している製品などについて、丁寧にご説明いただきました。

 妻沼工場では、国内初の経口新型コロナ治療薬や、子宮頸がんなどの主な原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)を予防するワクチンなどを製造しています。コロナ治療薬については、薬を待つ患者さんのために供給スケジュールを前倒ししようと、多くの社員さんが妻沼工場に派遣されるなど、並々ならぬご苦労があったそうです。

 MSD株式会社は、人々と社会の期待に応えるため、NGOやNPOの活動を支援したり、世界の妊産婦のヘルスケアのアクセスを支援したりしています。妻沼工場も、地域の皆様に愛される工場を目指しているそうです。

 見学用の衣服に着替え、入念な手洗いやエアシャワーを経て、製造工場にお邪魔します。
 経口新型コロナ治療薬の包装工程や、抗がん剤の検査工程を見学しました。
 

 工場見学後、デイビッド・ラター工場長と市長が、再会を約束し固く握手を交わす様子です。

 MSD株式会社の皆様、温かく迎え入れていただき、本当にありがとうございました。

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