ご存じですか?「香り」による健康被害
更新日:2023年9月25日
芳香性の製品によって体調を崩すかたがいます。
事例
- 【事例1】
- 柔軟仕上げ剤を使用し、室内干ししたところ、においがきつく、妻と2人ともせきが出るようになった。柔軟仕上げ剤を使用したタオルで顔を拭くとせきが止まらなくなった。メーカーに連絡すると、柔軟仕上げ剤を持参して医師の診察を受けるように言われたのでそのとおりにした。2人共アレルギーの反応が低かったため、原因不明とのことで、複数の薬を処方してもらった。
- 【事例2】
- 隣人の洗濯物のにおいがきつ過ぎて頭痛や吐き気があり、窓を開けられなく換気扇も回せない。柔軟仕上げ剤のにおいではないかと思う。医師の診察は受けていないが、家族3人全員同じような症状で今まで特定の物質にアレルギーがあると言われたことはない。
香りに関する注意喚起
香水や合成洗剤・柔軟剤・化粧品・芳香剤等に含まれる合成香料に起因し、さまざまな健康被害(頭痛や吐き気、のどの痛みなど)が誘発されるかたがおります。
確実な治療方法や予防方法が分かっていませんが有効な方法としては、原因となる化学物質にさらされないこととされています。
公共の場では、こうした症状が発症するかたがいるかもしれないことを認識し、人が集まるところでは、香料(香水、芳香剤、香の強い柔軟剤・整髪料など)の使用を控えるなどの配慮をお願いいたします。
体調が悪くなるかたは、芳香性の柔軟仕上げ剤を選択する際は、パッケージに記載された「香りの強さの目安」を参考に購入を検討しましょう。また、 自分にとって快適な匂いであっても、他人は不快に感じ、体調を崩す人もいることを認識しておきましょう。
【注意喚起】その香り、困っている人もいます。ポスター(PDF:828KB)
おかしい!困った!と思ったら、お早めにご相談ください。
熊谷市消費生活センター(市役所1階市民相談室内)
電話:048-524-7321(直通)
受付時間 9時30分から12時、13時から15時30分(土曜、日曜、祝日を除く)
土曜、日曜、祝日のご相談の際は消費者ホットライン188(いやや)におかけください
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