国民年金とは
更新日:2025年10月1日
国民年金は、老後あるいは病気やけがで障害の状態になったとき、または一家を支えるかたが亡くなったときに、生活を支えるための公的年金制度です。
国民年金に加入するかた
日本国内に居住している20歳以上60歳未満のかたは、国民年金の被保険者となります。
被保険者の職業などによって、3つの種類に分かれています。
| 被保険者の種類 | |
|---|---|
| 第1号被保険者 | 20歳以上60歳未満の自営業・学生・無職のかたなど |
| 第2号被保険者 | 会社員、公務員など |
| 第3号被保険者 | 第2号被保険者に扶養されている配偶者で20歳以上60歳未満のかた |
任意加入被保険者(希望すれば加入できるかた)
上記のほか、本人の希望により任意で、年金額を増やすため、または受給資格を満たすために加入することができます。
- 年金額を増やしたいかたは65歳までの間(納付期間は、480月まで)(高齢任意加入)
- 受給資格期間を満たしていないかたは70歳までの間(特例高齢任意加入)
- 外国に居住する20歳以上65歳未満の日本人(海外任意加入)
保険料の額と納付方法
| 保険料の納付 | |
|---|---|
第1号被保険者・任意加入被保険者 |
被保険者が直接納付します。 |
| 第2号被保険者 | 毎月の給与や賞与から保険料を納めます。 |
| 第3号被保険者 | 保険料は、配偶者が加入している年金制度から拠出しますので保険料を納める必要はありません。 |
給付の種類(厚生年金・共済年金を除く)
公的年金は、老後だけではなく、障害や遺族になったときも給付を受けることができます。
ただし、被保険者の種類や性別、生年月日などにより受けられる年金の額や種類が違うほか、給付を受けるための要件などもそれぞれ違います。

