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ムサシトミヨ

更新日:2009年6月11日

ムサシトミヨについて

 ムサシトミヨはトゲウオ科の淡水魚で、小鳥のように巣をつくって子育てをする魚です。冷たくきれいな湧き水を水源とする小川で、水草が良く茂っているところで生活します。
 以前は、県内や東京都西部にもすんでいましたが、川がよごれるにつれて、今では、熊谷市の元荒川源流と元荒川上流の一部にしかすむことができなくなりました。
 そこで、絶滅の危機にさらされ、学術的にも貴重なこの魚を守るため、平成3年3月、元荒川源流の水路が県から天然記念物に地域指定されました。また同年11月に、清流のシンボルとして「県の魚」に選ばれました。

保護団体の活動

 熊谷市ムサシトミヨをまもる会では、密漁を防ぐため、年間をとおしてパトロールを行い、環境整備のため、ゴミ拾いや、川周辺の草刈りなど、絶滅の危機から救おうと保護活動を定期的に行っています。また熊谷市管工事業協同組合青年部によるボランティア清掃も行われています。

   ムサシトミヨをまもる会河川清掃      管工事業協同組合青年部河川清掃 

小中学校の活動

 地元の熊谷東中学校、久下小学校、佐谷田小学校では、子どもたちにムサシトミヨを守ることの大切さを知り、その関心を高めるために、増殖池をつくり、児童、生徒の手によってムサシトミヨの飼育・増殖活動が行われています。子どもたちが育てて増えたムサシトミヨは、元荒川へ放しています。
 個体数調査によって、生息数は昭和62年度で6,400尾余り、平成3年度は19,000尾余り、平成7年度は24,600尾余り、平成12年度には33,000尾余り、平成17年度は15,700尾余りと推定されています。

       佐谷田小学校越夏調査

熊谷市ムサシトミヨ保護センター

 平成16年10月から旧埼玉県水産研究所熊谷試験地が熊谷市に移譲され、新たに「熊谷市ムサシトミヨ保護センター」(熊谷市久下2148−1)となりました。施設内にはムサシトミヨの展示室があり、ムサシトミヨをまもる会の活動拠点となっているほか、埼玉県環境科学国際センターによるムサシトミヨの研究が続けられています。現在のところ常時公開が行われている施設ではありませんが、夏休みや県民の日には毎年、ムサシトミヨや自然保護について学ぶ観察会やイベントを開催していて、毎月第1・第3日曜日の午前9時から午前10時には、ムサシトミヨをまもる会による展示解説が行われています。

このページについてのお問合せは

環境政策課環境政策係
電話:048-536-1547(直通) ファクス:048-536-2009

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