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メディア・リテラシーってなに?

更新日:2021年12月10日

メディア・リテラシーとは

メディア・リテラシーとはメディアと上手に付き合っていくための情報活用能力のことを言います。

1.メディアがもたらす情報やニュースを正しく読み解く能力
2.メディアの特性を正しく理解・活用する能力
3.メディアを通じて上手にコミュニケーションを図る能力

メディア・リテラシーをめぐる問題

こんなことありませんか?

1.SNSにコメントを投稿したら、意図と違うとらえ方をされ、炎上した。
2.写真を投稿したら、写っていた景色から住所を特定され、ストーカー行為を受けるようになった。
3.以前付き合っていた相手に、個人的に撮影した性的な写真や動画をネット上に公開され、苦しんで
 いる(リベンジポルノ)。

覚えていますか?過去に起きたメディア・リテラシーをめぐる問題

1.人気リアリティ番組に出演していた女子プロレスラーが、番組内での行動に対しSNSで誹謗中傷さ
 れ、自ら命を絶った。
2.あおり運転をした男性と一緒にいた女性だと決めつけられ、事件とは関係のない女性がネット上に
 顔や個人情報を流された。
3.「新型コロナウイルスの流行により、中国からの輸入が途絶え、トイレットペーパーが入手できなく
 なる」との根拠のない情報が拡散され、一部でトイレットペーパーが売り切れになった。

メディア・リテラシーの向上のために

情報を正しく読み解きましょう

1.誰が情報を発信しているのか発信元を確認しましょう。そして、情報の正確さを必ず調べましょう。
2.発信者や事実を述べているのか、私見なのかを見極めましょう。
3.新聞やテレビの情報でも誤報はあります。正しいことなのか、根拠のある情報なのか、自分で調べ、
 客観的に判断するクセをつけましょう。

正しく活用し、上手にコミュニケーションをとりましょう

1.SNSなどでコメントや情報を発信する時は、「これは世界中の人に閲覧される可能性がある」と意識
 しましょう。
2.他人の発信した根拠のない情報を安易に拡散しないようにしましょう。
3.匿名で発信できることは、気軽なコミュニケーションには便利です。その反面、人を傷つける「凶器
 になる言葉」も安易に書き込むことができます。投稿する前に一度よく読み考えましょう。

男女共同参画とメディア・リテラシー

私たちは、メディアから無意識のうちに価値観や考え方などに影響を受けています。例えば、「CMで家事をする女性の映像が流れる」、「男女を描くイメージとして、男性はスーツ姿、女性はエプロン姿のイラストが目に入る」など、知らないうちに男性は仕事、女性は家事といった固定的な概念が刷り込まれている可能性があります。
「男は仕事、女は家庭」などの性別による固定的な役割分担意識を植え付けないよう、情報発信者であるメディアや個人は、表現の自由を尊重しながら、男女共同参画の視点を意識したメディ・リテラシーの向上が求められています。

表現ガイドラインを活用しましょう!

この表現ガイドラインを活用し、どのような表現が問題になるか、より適切に表現するためにはどうしたらよいかを一緒に考えていきましょう!

このページについてのお問合せは

男女共同参画室
電話:048-599-0011(直通) ファクス:048-599-0012

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