このページの先頭です

ネギネクロバネキノコバエの防除について(令和4年3月)

更新日:2023年5月23日

ネギネクロバネキノコバエ(以下ネギネ)はハエ目の害虫で、2016年に国内で初めて埼玉県北部で確認されました。
ネギネは、ネギ等の地下部で越冬した幼虫が3月中旬頃から羽化し、成虫の移動とともに発生が広がっていきます。
今作のネギにおいて、発生量が例年より多かったことから、羽化成虫の発生も多いものと予測され、今後の被害拡大が懸念されます。
周辺の野菜や、次作のネギでの被害を最小限にするために、対策のポイントを参考にしていただき、地域で一体となって防除を実施しましょう。

対策のポイント

・ネギを出荷調整する際は幼虫の付着に十分注意し、付着していた場合には調整残渣を放置せず、土壌消毒剤キルパーや石灰窒素で処理しましょう。
・これから土寄せを行う場合は灌注剤や粒剤を使用し、すでに土寄せが完了している場合は幼虫に薬液が届きにくいので、羽化してくる成虫を対象に散布剤を使用しましょう。
・羽化成虫がニンジンほ場に侵入し被害を及ぼす恐れがあるので、冬春ニンジンほ場ではトンネル除去後に薬剤防除をしましょう。
・被害発生ほ場周辺ではネギ、ニンジン以外の野菜にも被害が発生する恐れがあるので、収穫時に寄生がないか十分注意し、残渣等は適切に処分しましょう。

このページについてのお問合せは

農業政策課(妻沼庁舎)
電話:048-588-9990(直通) ファクス:048-588-1326

この担当課にメールを送る

本文ここまで