諏訪神社本殿(すわじんじゃほんでん)

更新日:2020年5月26日

江戸時代中期(えどじだいちゅうき)の彫刻技術(ちょうこくぎじゅつ)の最先端(さいせんたん)が詰(つ)め込(こ)まれた作品(さくひん)

 諏訪神社本殿(すわじんじゃほんでん)は、当地(とうち)の代官(だいかん)であった柴田(しばた)信右衛門豊忠(のぶうえもんとよただ)によって延享(えんきょう)3年(ねん)(1746)に創建(そうけん)されたと伝(つた)えられ、その後(ご)、嘉永(かえい)5年(ねん)(1852)に再建(さいけん)されました。
 国宝(こくほう)「歓喜院(かんぎいん)聖天堂(しょうでんどう)」の造営(ぞうえい)に深(ふか)く関(かか)わった旧三ヶ尻村(きゅうみかじりむら)(現在(げんざい)の熊谷市(くまがやし)三ヶ尻(みかじり))出身(しゅっしん)の内田(うちだ)清八郎(せいはちろう)が大工(だいく)棟梁(とうりょう)となり、上州(じょうしゅう)花輪村(はなわむら)(現在(げんざい)の群馬県(ぐんまけん)みどり市(し))出身(しゅっしん)の石原(いしはら)吟八郎(ぎんぱちろう)が彫刻(ちょうこく)を担当(たんとう)しました。また聖天堂(しょうでんどう)再建時(さいこんじ)の棟梁(とうりょう)であった林兵庫(はやしひょうご)正清(まさきよ)が細工(さいく)のデザインに関(かか)わるほか、彩色(さいしき)は聖天堂(しょうでんどう)と同(おな)じく狩野派(かのうは)の絵師(えし)によって施(ほどこ)されました。
 現在(げんざい)、彩色(さいしき)の多(おお)くは薄(うす)れていますが、人物(じんぶつ)や動植物(どうしょくぶつ)のきめ細(こま)かな彫刻群(ちょうこくぐん)は、当時(とうじ)の熊谷(くまがや)地域(ちいき)が彫刻(ちょうこく)技術(ぎじゅつ)の最先端(さいせんたん)の地(ち)であったことを示(しめ)す貴重(きちょう)な証(あか)しとなっています。
 諏訪神社本殿(すわじんじゃほんでん)は、2016年(ねん)3月(がつ)15日(にち)に埼玉県(さいたまけん)指定(してい)有形(ゆうけい)文化財(ぶんかざい)となりました。

すわじんじゃほんでん
諏訪神社本殿

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