胄山神社本殿(かぶとやまじんじゃほんでん)

更新日:2020年5月26日

国宝(こくほう)「歓喜院聖天堂(かんぎいんしょうでんどう)」を手(て)がけた彫師(ほりし)たちによる作品(さくひん)

 埼玉県指定文化財(さいたまけんしていぶんかざい)「甲山古墳(かぶとやまこふん)」の山頂(さんちょう)に祀(まつ)られている社殿(しゃでん)が胄山(かぶとやま)神社(じんじゃ)本殿(ほんでん)です。
 慶長(けいちょう)13年(ねん)(1608)に村人(むらびと)が剣(けん)や鏡(かがみ)、埴輪(はにわ)などを発掘(はっくつ)したところ、その後(ご)まもなく村中(むらじゅう)に病(やまい)が流行(りゅうこう)したことから、再(ふたた)び埋(う)め戻(もど)し、祟(たた)りを鎮(しず)めるために八幡社(はちまんしゃ)を置(お)いたことが神社(じんじゃ)の創建(そうけん)であるといわれています。
 現在(げんざい)の本殿(ほんでん)は、寶暦(ほうれき)2年(ねん)(1752)に建(た)てられたものと推定(すいてい)されます。
 建造物全体(けんぞうぶつぜんたい)にきめ細(こま)かな彫刻(ちょうこく)が施(ほどこ)され、彩色(さいしき)の大半(たいはん)は失(うしな)われたものの、彫刻(ちょうこく)の高度(こうど)な技術(ぎじゅつ)を目(め)にすることができます。
 本殿彫刻(ほんでんちょうこく)の製作(せいさく)は、妻沼聖天山(めぬましょうでんざん)本殿(ほんでん)の国宝(こくほう)「歓喜院聖天堂(かんぎいんしょうでんどう)」の彫刻(ちょうこく)を担(にな)った彫師(ほりし)たちによるものと推定(すいてい)され、当時(とうじ)の利根川(とねがわ)の水害(すいがい)の影響(えいきょう)で聖天堂(しょうでんどう)の工事(こうじ)が中断(ちゅうだん)となっていた間(あいだ)に手(て)がけられたものであると考(かんが)えられます。
 冑山神社本殿(かぶとやまじんじゃほんでん)は、1979年(ねん)5月(がつ)14日(か)に熊谷市指定有形文化財(くまがやししていゆうけいぶんかざい)となりました。

かぶとやまじんじゃ
胄山神社本殿

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