石像十三仏(せきぞうじゅうさんぶつ)

更新日:2020年5月25日

十三体(じゅうさんたい)が揃(そろ)った県内(けんない)でも珍(めずら)しい石仏(せきぶつ)

 市内池上(しないいけがみ)にある梅岩院(ばいがんいん)というお寺(てら)の本堂前(ほんどうまえ)の庭先(にわさき)に、一列(いちれつ)に並(なら)んでいる十三体(じゅうさんたい)の石仏(せきぶつ)です。地元(じもと)の名主(なぬし)だった新井(あらい)吉兵衛(きちべえ)氏(し)が寛永(かんえい)2年(ねん)(1625)から天和(てんわ)3年(ねん)(1683)にかけて亡(な)くなった親族(しんぞく)や子(こ)どもの供養(くよう)のために建(た)てたとされています。
 十三仏(じゅうさんぶつ)とは、亡(な)くなった人(ひと)を極楽浄土(ごくらくじょうど)に導(みちび)く13の仏(ほとけ)さまのことです。不動明王(ふどうみょうおう)、釈迦如来(しゃかにょらい)、文殊菩薩(もんじゅぼさつ)、普賢菩薩(ふげんぼさつ)、地蔵菩薩(じぞうぼさつ)、弥勒菩薩(みろくぼさつ)、薬師如来(やくしにょらい)、観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)、勢至菩薩(せいしぼさつ)、阿弥陀如来(あみだにょらい)、阿(あ)しゅく如来(にょらい)、大日如来(だいにちにょらい)、虚空菩薩(こくうぼさつ)の仏像(ぶつぞう)によって構成(こうせい)されています。
 通常(つうじょう)、十三仏(じゅうさんぶつ)を描(か)いた絵(え)を使(つか)って祈(いの)ることがほとんどで、石仏(せきぶつ)をつくり信仰(しんこう)の対象(たいしょう)とすることはそれほど多(おお)くありません。保存(ほぞん)状態(じょうたい)も良く、野外(やがい)で仏像(ぶつぞう)が揃(そろ)って安置(あんち)されている例(れい)は県内(けんない)でも珍(めずら)しく、貴重(きちょう)な文化財(ぶんかざい)です。
 石像十三仏(せきぞうじゅうさんぶつ)は、1959年(ねん)11月(がつ)3日(か)に熊谷市(くまがやし)の有形(ゆうけい)民俗文化財(みんぞくぶんかざい)に指定(してい)されています。

石像十三仏

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