産学官デジタル研究会「デジくまネクサス」
更新日:2025年1月21日
産学官で熊谷スマートシティやデジタルサービス、データ利活用等について学び・語り合う場、「デジくまネクサス」
第5回は、令和7年2月14日(金曜日)に「データ連携基盤」をテーマに開催します!
【どなたでも参加できます。第5回の案内及びこれまでの開催概要については、下記をご覧ください。】
「ネクサス」とは「連結」や「つながり」を表す単語で、「産学官が一体となって熊谷スマートシティの未来について考えよう」という思いが込められています。
「デジくまネクサス」では、毎回異なるシステムベンダー(事業者)を講師にお招きし、「熊谷スマートシティ」が展開するサービスを始め、デジタルサービスの最新情報などを解説いただきながら、データ活用や今後のシステム連携の可能性などのついて意見交換を行います。
また、講師のシステムベンダーが掲載を承諾した資料データも公開しますので、熊谷スマートシティやデジタルサービスについての理解を深めるためにご利用ください。
- 第1回 クマPAY・クマポの概要について ほか(担当ベンダー:TOPPAN株式会社)
- 第2回 コミュニティバスのスマホ回数券について ほか(担当ベンダー:有限会社エイ・ケイ・システム)
- 第3回 熊谷市LINEポータルアプリ「クマぶら」について ほか(担当ベンダー:日本電気株式会社)
- 第4回 コバトンALKOOマイレージ ほか(担当ベンダー:株式会社ナビタイムジャパン)
- 第5回 データ連携基盤(担当ベンダー:日本電気株式会社)
参加対象(どなたでも参加できます!)
熊谷商工会議所およびくまがや市商工会関係者、学校関係者、本市アーキテクトおよび一般のかた
「デジくまネクサス」は、どなたでも参加できます!
また、会場は熊谷駅ビル・アズ6階のKUMAGAY PLACE(クマガヤ プレイス)で開催し、その様子をオンライン(ZOOM)でも配信します。
どちらからでも参加が可能です!
(最新回)第5回 データ連携基盤(担当ベンダー:日本電気株式会社)
デジくまネクサス(第5回)リーフレット(PDF:543KB)
開催概要
一般のかたも自由に参加できます!
リアル会場は熊谷駅ビル・アズ6階のKUMAGAY PLACE(クマガヤ プレイス)です。
また、その様子をオンライン(ZOOM)でも配信しますので、リアルまたはオンラインのどちらでも参加が可能です。
どなたでも観覧できますので、ぜひお立ち寄りください。
- 開催日時 令和7年2月14日(金曜日)13時から14時30分
- 会場 KUMAGAYA PLACE(クマガヤ プレイス) (熊谷駅ビル・アズ6階)
(注意)直接会場にお越しください。 - オンライン(ZOOM)参加について
ZOOMミーティングID:897 3766 0747
パスコード:nexus0214
※事前予約は不要です。上記ミーティング情報を使ってご参加ください。
※原則として、一般参加者の方は聴講のみとなります。参加時は、パソコンのマイク、カメラはオフにしてください。 - 担当ベンダー 日本電気株式会社 ※データ連携基盤担当ベンダー
- テーマ(予定)
(前半)熊谷市のデータ連携基盤について
(後半)日本電気株式会社が手掛けるデータ連携基盤を活用した取組事例等について
(開催済み)第1回 クマPAY・クマポの概要について ほか
開催概要
- 開催日時 令和6年6月5日(水曜日)18時から19時30分
- 開催方式 ZOOM
- 担当ベンダー
TOPPAN 株式会社 - テーマ
(前半)クマPAY・クマポの概要について
(後半)TOPPANの自治体への取組について - 参加人数 26人(主催者含む)
第1回 開催後レビュー
初回は熊谷市の地域電子マネー「クマPAY」とコミュニティポイント「クマポ」のシステムベンダーであるTOPPAN株式会社様を講師にお招きして開催しました。
(注意)当日の資料については、下記に掲載します。
〇前半 クマPAY・クマポの概要について
地域電子マネー「クマPAY」は令和5年11月から、また、コミュニティポイント「クマポ」は令和6年3月からそれぞれ始まった新しいサービスです。
クマPAYは市内の加盟店舗で利用できる電子マネーで、昨年11月から実施した「プレミアム付きクマPAY」は多くの市民が利用し好評だったため馴染みをもちやすいサービスですが、コミュニティポイント「クマポ」は、始まったばかりのサービスなので、参加者の理解はまだ浅い状況と感じられました。
TOPPAN様に、資料を基に両システムの概要を説明してもらい理解を深めていただいた後に、意見交換を開始しました。
参加者からは、「クマポのMPM決済方式とCPM決済方式は、どちらの方が導入店舗が多いのか」、「クマポは換金性のないものと聞いたが、クマPAYとの違いを詳しく知りたい」、「クマポを配布する工夫と並行して、魅力的な使い道を増やすことが重要」、「クマPAYでチップが払えたら面白いのでは」等の意見が出され、有意義な意見交換が交わされました。
特にクマポについては、今後利用者がクマポを活用できる場面を多く用意できるかどうかが、クマポの普及に向けた重要な要素であるという意見が多く出されました。
(注意)クマPAY・クマポについては詳しくは以下のリンクもご参照ください。
〇後半 TOPPANの自治体への取組について
TOPPAN様はスマートシティ政策の先進都市である福島県会津若松市におけるAiCT(アイクト)コンソーシアムに参画されており、特に「教育」と「食・農業」の分野で実装に向けた取り組まれている先進的なデジタルサービスの事例についてご紹介いただきました。
教育分野では、学校と地域の教育支援を促進するサービス「まちスク」、子ども情報連携プラットフォームサービス「まなびのあしあと」について、また、食・農業の分野では、地産地消を促進する需要マッチングプラットフォーム「ジモノミッケ!」について、会津若松市で実装に向け取り組んでいる状況をご説明いただきました。
当日は、教育産業や食品産業に携わるかたもご参加されていたため、「じぶんごと」として捉えていただき、興味深く話を聞いていただけた印象がありました。
本研究会の目的には、熊谷スマートシティについての理解を深めるだけでなく、熊谷の産業界・教育界の皆様に、ご自身に関わるデジタルサービスの知識を持ち帰っていただくことも含まれますので、今回の研究会の議題から何かしらの知見を得ていただけたようであれば意義のあるものだったと感じています。
資料のダウンロード(第1回)
(開催済み)第2回 コミュニティバスのスマホ回数券について 等(担当ベンダー:有限会社エイ・ケイ・システム)
開催概要
- 開催日時 令和6年7月30日(火曜日)15時30分から17時
- 開催方式 ZOOM
- 担当ベンダー 有限会社エイ・ケイ・システム
- テーマ
(前半)コミュニティバスのスマホ回数券について
(後半)位置情報を活用したサービスについて - 参加人数 23人(主催者含む)
第2回 開催後レビュー
第2回はコミュニティバス「ゆうゆうバス」スマホ回数券システムのシステムベンダーである有限会社エイ・ケイ・システム様を講師にお招きして開催しました。
(注意)当日の資料については、下記に掲載します。
〇前半 スマホバス回数券の概要について
コミュニティバス「ゆうゆうバス」スマホ回数券は、令和6年2月から始まったデジタルサービスです。LINEのポータルアプリ「クマぶら」から利用することができ、10回分で1,500円と紙媒体の2,000円と比べてもお得に購入が可能です。
また、購入時の決済には電子マネー「クマPAY」を使用します。これまでは紙媒体の回数券のみでしたが、スマホ上で購入・使用ができるようになった便利なサービスです。
エイ・ケイ・システム様には、資料を基にシステムの概要を説明してもらい理解を深めていただいた後に、意見交換を開始しました。
利用開始から半年近くが経過し、利用データも徐々にたまってきたため、どのような年代の利用者が多いかといったデータもわかってきました。10代の利用が最も多いが、50代以上の中・高齢層のユーザーも一定数いました。
また、半数以上の利用者が2回以上購入しており、サービスが市民生活に根付いてきていることもわかりました。
市役所にとっても、クマぶらと連携したシステムであるため、利用者が利用した路線、バス停、時間帯等のデータの分析により、今後のサービスの充実に活用できるメリットがあります。
(注意)スマホ回数券について、詳しくは以下のリンクもご参照ください。
〇後半 位置情報を活用したサービスについて
後半は、エイ・ケイ・システム様が提供する位置情報(GPS)を利用したサービスについて、具体的な活用事例とともに紹介をいただきました。
まずは、バスロケーションシステム「BUS GO!(バスゴー)」についてです。
BUS GO!は、「目的のバスが今どこを走っていて、あと何分くらいで到着するのかがわかる」システムです。熊谷市のゆうゆうバスはもちろんのこと、県内外のコミュニティバス等で活用が進んでいるサービスです。GPS機能を使って地図上でバスの現在位置が分かるので、ゆうゆうバスをご利用されるかたはぜひご活用ください。リンクを以下に記載します。
次は、位置情報配信システム「doconeel(ドコニール)」についてです。
doconeelは、「端末を積んだ移動体がいまどのあたりにいるのかをリアルタイムに確認することができる」システムです。熊谷市内では、熊谷うちわ祭の山車屋台の位置情報発信に使用されています。お祭り中、まちなか各所に散らばっている山車屋台の位置をリアルタイムに把握することができ、お目当ての山車屋台を見つけるのに役立ったりと、祭りの盛り上がりに一役買っています。
そのほかにも、ラグビーの試合などの大型スポーツイベント時に運航される臨時バスの運行状況確認に使われたり、近年では、成田星宮小学校のスクールバスにも活用され、保護者が子供の乗ったバスの位置を把握できるサービスにも使われるなど、活用の範囲を広げています。
これからの時代、GPSを活用した市民サービスは様々な活用可能性を秘めておりますので、効果的な活用事例が増えていくことを期待したいと思います。
資料のダウンロード(第2回)
第2回資料(エイ・ケイ・システム様)前半(PDF:2,485KB)
第2回資料(エイ・ケイ・システム様)後半(PDF:2,561KB)
(開催済み)第3回 熊谷市LINEポータルアプリ「クマぶら」について 等(担当ベンダー:日本電気株式会社)
開催概要
第3回から一般のかたも参加できるようになりました!
会場は熊谷駅ビル・アズ6階のKUMAGAY PLACE(クマガヤ プレイス)です。
- 開催日時(予定) 令和6年10月1日(火曜日)15時30分から17時
- 会場 KUMAGAYA PLACE(クマガヤ プレイス) (熊谷駅ビル・アズ6階)
(注意)直接会場にお越しください。 - オンライン(ZOOM)参加について オンライン(ZOOM)での参加も可能です。希望するかたにはZOOMの参加IDをお知らせしますので、必ず開催前日までに政策調査課までメール(最下部に問合せフォームあり)または電話(048-524-1111 内線317)でご連絡ください。
- 担当ベンダー 日本電気株式会社(NEC) クマぶら担当ベンダー
- テーマ(予定)
(前半)熊谷市LINEポータルアプリ「クマぶら」の仕組みと活用について
(後半)FORESTIS(フォレスティス)の活用事例について
(注意)FORESTISとは、NECが開発する「LINE」アプリを活用したサービスのことです。「クマぶら」もFORESTISをベースに作られています。
第3回 開催後レビュー
第3回は都市ポータルアプリ「クマぶら」のシステムベンダーである日本電気株式会社(NEC)様を講師にお招きして開催しました。
(注意)当日の資料については、下記に掲載します。
〇前半 熊谷市LINEポータルアプリ「クマぶら」の仕組みと活用について
LINEポータル「クマぶら」は、熊谷スマートシティの「入口」として市が運用しているLINEのサービスです。
「熊谷知るならクマぶら」のキャッチフレーズのもと、クマぶらには熊谷市に関する様々な情報リンクが貼られているほか、「クマPAY]「クマポ」「コミュニティバスのスマホ回数券」等のスマートシティならではのサービスの入口となっています。
現在は40,000人を超えるユーザーに利用していただいており、利用者のサービス利用ログについては、市のデータ連携基盤を活用して今後のサービス向上や改善にいかしています。
NEC様からは、クマぶらがこれまでどのように機能を充実させてきたかの変遷、今年度の新規開発状況、各種スタンプラリーなどのイベントについて資料を基に解説をしていたきました。
「クマぶら」について、詳しくは以下のリンクもご参照ください。
〇後半 FORESTIS(フォレスティス)の活用事例について
FORESTISとは、NEC様が提供するLINEをポータルとして構築するサービスの総称です。
「クマぶら」もこのFORESTISをベースに構築されています。
FORESTISには本市が利用している機能のほかにも、様々な機能が用意されており、機能の組み合わせ次第で価値の最大化に貢献します。
全国的にも多くの自治体や企業、団体で利用されおり、今回は様々な活用事例を紹介していただきました。
詳しくは、以下の会議資料をご覧ください。
資料のダウンロード(第3回)
(開催済み)第4回コバトンALKOOマイレージ(歩数管理アプリ)等(担当ベンダー:株式会社ナビタイムジャパン)
開催概要
- 開催日時 令和6年12月3日(火曜日)15時から16時30分
- 会場 KUMAGAYA PLACE(クマガヤ プレイス) (熊谷駅ビル・アズ6階)
(注意)直接会場にお越しください。 - オンライン(ZOOM)参加について
ZOOMミーティングID:878 1313 6941
パスコード:nexus1203
※事前予約は不要です。上記ミーティング情報を使ってご参加ください。
※原則として、一般参加者の方は聴講のみとします。参加時は、パソコンのマイク、カメラはオフにしてください。 - 担当ベンダー 株式会社ナビタイムジャパン コバトンALKOOマイレージ担当ベンダー
- テーマ(予定)
(前半)【歩数管理アプリ】コバトンALKOOマイレージの取組について
(後半)株式会社ナビタイムジャパンが手掛けるサービス・ソリューションについて
開催後レビュー
第4回はコバトンALKOOマイレージのシステムベンダーである株式会社ナビタイムジャパン様を講師にお招きして開催しました。
(注意)当日の資料については、下記に掲載します。
〇前半 【歩数管理アプリ】コバトンALKOOマイレージの取組について
株式会社ナビタイムジャパン様は、経路検索のアプリやWEBサービスの分野において、多くの実績を残されているシステムベンダーで皆様にもおなじみなのではないでしょうか。
「コバトンALKOOマイレージ」は、そのナビタイムジャパン様が手掛ける歩数管理アプリ「ALKOO(アルコー)」と埼玉県がコラボし、県民向けの健康増進の取組として、2024年からスタートしたサービスです。
熊谷市もその理念に賛同し、埼玉県と共同して取り組んでいます。
コバトンALKOOマイレージは、「ALKOO」アプリをスマホにダウンロードして取組に参加することで、計測した歩数が自動的に送信され、歩数に応じて「マイレージポイント」を獲得することができます。
また、貯めたポイント数に応じて年4回の抽選に参加でき、素敵な賞品が当たるチャンスもあります。
更にダブルチャンスとして、熊谷市民を対象に、歩数に応じて電子マネー「クマPAY」が当たる独自抽選も行っていますので、楽しみの幅が広がります!
当日は、ナビタイムジャパン様から、サービスの概要説明を中心に行っていただき、アプリに備わる日陰/日向ルートの表示機能や、おすすめウォーキングコース検索機能などの便利機能を紹介していただきました。
楽しく歩きながらポイントをためて、健康管理とワクワク感を一緒に味わうことができる便利なサービスです。
皆さんぜひご活用ください!
スマートフォンアプリを活用した健康づくり(くまがや健康マイレージ事業)
〇後半 株式会社ナビタイムジャパンが手掛けるサービス・ソリューションについて
「経路探索エンジンの技術で世界の産業に奉仕する」を経営理念に掲げるナビタイムジャパン様が手掛ける、幅広い事業領域のサービス展開について紹介をいただきました。
国際的スポーツイベント(ラグビーワールドカップ2019日本大会)当日における会場周辺の訪日外国人の人流データを基にした動態調査や、ナビゲーションを通じて蓄積されたビッグデータを基にしたデータ分析、スポーツイベント向け「迂回ルート検索システム」、スポーツイベントや祭りなど大規模イベントの混雑予測や回避情報の提供など、高い技術力とデータ量を活かした様々なサービスに関する知見をいただきました。
熊谷市にもラグビーを始めとする多くの人が集まるスポーツイベントや、熊谷うちわ祭、熊谷花火大会などの数万人規模の人が行き交う祭りも多くあるため、位置情報や人流データの取得と活用等においてとても参考になる内容でした!
資料のダウンロード(第4回)
第4回資料 前半(ナビタイムジャパン様)(PDF:8,660KB)
第4回資料 後半(ナビタイムジャパン様)(PDF:5,837KB)
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