32 病児保育の設置について
更新日:2010年4月16日
メールの内容
保育園に入ると、子どもは初めての集団生活で様々な病気をもらってきます。
保育園では37.5度の熱を超えると、預かってもらうことが出来ず、すぐ職場に迎えを請う電話がかかってきます。実家が近くにあったり、代わりに子どもを見てくれる人がいるのならいいのですが、そうでないわが家のような場合は、主人と相談してどちらが迎えに行くか、そして何日か休む場合はどちらが看るか、仕事の状況をふまえて相談するという綱渡りのような生活をすることになります。
あまりに子どもの病気が多く、仕事にならないので、これまでは行田市の病児保育を利用していました。しかし市外の場合は倍の金額がかかりますし、定員も4名と少ないので、利用者が多い場合は市民の方が優先されることになります。
熊谷市にも籠原に病後児保育が設立されましたが、病気の回復期にある子どもを預かってくださるということなので、発熱中など病気の最中の子どもを預かっていただくことは出来ません。
熊谷市にも、行田市のような病児保育を設立していただく予定はありませんでしょうか?
病気の時は親が看護するのが一番と言うことは理解しておりますが、共働きの場合、続けて何日も休むことが不可能に近い場合もあります。行田市の病児保育は小児科に併設されており、看護師さんに看ていただいたり、お医者様の回診があるなどでこちらも安心して預けることが出来ました。できれば、そういった病院や小児科に併設された施設があれば、わが家のように両親が働く家庭ではどんなにか安心して仕事が出来ることかと思います。
共働きの家庭は増えてきておりますし、不況の折、仕事を辞めるわけにはいかないという方がほとんどだと思います。そういった方々のためにも、病児保育の設立をぜひご検討いただきますよう、お願い申し上げます。
回答(平成22年3月25日)
本市ではご承知のとおり、子育て支援施策の一つとして、平成19年度から「病後児保育事業」を実施しており、病気の回復期は、集団保育が困難な小学校3年生までのお子様をお預かりしております。
事業開始以来、保護者向けチラシを配布するなど、各種媒体を活用して周知を図ってまいりましたが、利用件数は増加しておらず、ほぼ横ばいとなっております。
こうしたことから、現在のところ「病児保育事業」の実施は計画しておりませんので、ご理解いただきたいと存じます。
なお、現在の「病後児保育」の中でも医師の証明により発熱があっても症状の安定が確認できるときは、お預かりしている場合もありますので、実施施設にご確認ください。
