040 地域猫への取り組み
更新日:2008年4月24日
メールの内容
のら猫を苦情により捕獲処分する、という考えから地域猫としてその地域全体で猫好きな人、猫が嫌いな人への配慮もしながら幸せに猫が生きていけるという考え。
のら猫へのえさやり、糞の始末、避妊処置などで不幸なのら猫をこれ以上増やさない為の市の取組みは、現状どうなっているのでしょうか?
さいたま市では地域猫の面倒を見る活動団体に対して、避妊費用などの助成金制度のようなものがあると聞きましたが、熊谷市での現状と取組みがどうなっているのかを教えていただければと思いメールしました。
自分が猫好きであるため、不遇なのら猫に心を痛めていますが、のら猫により迷惑を受けている人がいるのもまた事実です。
どうか、猫が好きな人、また嫌いな人もうまくのら猫と共存していける社会を熊谷市で実現して欲しいです。
回答(平成20年4月14日)
のら猫に餌やりをする方に対しましては、餌やり行為が、猫のさらなる繁殖につながることや、周囲に及ぼす糞の問題等を説明し、責任をもって飼育していただくようお願いしております。
また、今回のメールをいただき、さいたま市へ照会させていただきました。さいたま市では、平成18年度から、市民がのら猫に対する去勢・不妊手術を行う場合に、助成金を交付しているとのことです。しかし、のら猫の年間収容件数は減少しておらず、今後の検証が必要との回答を受けております。
こうした中、先ごろ県では、動物の愛護および管理に関する施策を総合的に推進するための基本的な指針として、「埼玉県動物愛護管理推進計画」を策定しました。この中には、動物の適正飼育の推進や、地域活動の推進などが盛り込まれており、平成20年度から、同計画に基づく施策の展開を図る予定でありますので、本市としましても県と連携し対応してまいりたいと考えております。
