このページの先頭です

018 酷暑対策について

更新日:2007年9月28日

メールの内容

 昨日、国内最高気温を記録しましたが、死者も出る過酷な状況でありますが、熊谷市では毎年の酷暑に対しどのような対策が取られているのでしょうか。
 伝わってくるのは熱いぞ熊谷などの町おこしですが、そのようなことで良いのでしょうか。暑いと言う事は不名誉であること、のんきな状況ではないことを今すぐ悟ることが必要です。
 市民の生命を守ることが最優先施策であるべきです。このまま無策であると数年後に40度どころではすまない事態にまで進行する危機感を持たなければなりません。未来のこどもたちのために責任ある行政として、熊谷市で出来ること、埼玉県に働きかけなければならないこと、東京都や国に依頼しなければならないことを、即効性のある対策と3年後5年後を見据えた対策を検討しすぐに実行に移すべきです。
 具体的にすぐ出来る対策として、打ち水効果が実証されているのですから、7月8月の間は水道代を一日バケツ2杯×60日分無料にして、各家庭に積極的に打ち水を呼びかけることです。また熊谷市は圧倒的に街路樹が少ないので樹木を植えましょう。ぜひ酷暑対策をご検討ください。

回答(平成19年8月24日)

 始めに、「あついぞ!熊谷」まちづくり事業についてですが、本事業は、気温の暑さを競ったり、自慢したりするものではなく、「暑い」を「あつい」に代えることで、人の気持ちの熱さ、篤さにもつなげて、街を元気にしていくことを目的としています。つまり、内陸に位置する熊谷市が、厳しい夏を受け入れざるを得ないならば、それを楽しく、より涼しく快適に過ごすために、市民の皆様から様々な提案をいただき、皆様に実施してもらうという事業です。
 ただし、先日のような異常な高温下では、まず市民の皆さんの健康を第一に考え、熱中症に対する注意を呼びかけ(防災無線、防災メール、広報車など)、学校やその他施設においても放送等で状況に応じた対応をしており、取材ラッシュに対しても市民の皆さんの健康管理を呼びかける報道を依頼してまいりました。
 次に、熊谷地域の猛暑の要因及びヒートアイランド対策・地球温暖化防止対策について説明いたします。
 先日の熊谷地域の猛暑は、数日間太平洋高気圧に覆われ雨が降らなかったこと、また、秩父山地からの西風が引き起こすフェーン現象や都心のヒートアイランド現象による熱が内陸部に運ばれ気温が高くなったことが要因とされていますが、一方では、地球規模の問題である地球温暖化による影響とも懸念されています。
 このようなヒートアイランド対策・地球温暖化対策には、①省エネルギー施策の推進、②新エネルギー導入の推進、③自然環境の保全及び緑化の推進などが急務であり、これまでも可能な限りでの取り組みは行ってまいりました。(詳しくは、「熊谷市環境白書」として市ホームページで公開しておりますのでご覧ください。)
 そして、現在「熊谷市総合振興計画」、「熊谷市環境基本計画」「熊谷市地球温暖化対策実行計画」の策定中でありますので、これらの計画書の中でより充実した実効性ある施策を展開してまいりたいと考えています。
 これらの環境問題を解決するには、私たち一人ひとりが環境の大切さを改めて認識し、出来ることから行動することが必要でありますが、今回の国や県などに対しても総合的な対策を求める提案要望について検討してまいります。
 いずれにいたしましても、貴重なご意見を参考とさせていただき、前述のように、防災無線・防災メールなど熊谷独自の啓発を行っていくほか、ヒートアイランド対策・地球温暖化防止対策等についても、より一層推進していきたいと考えております。
参考:市ホームページ「熊谷市環境白書」
http://www.city.kumagaya.lg.jp/kakuka/kankyo/kankyoseisaku/
oshirase/kankyohakusyo17/index.html

このページについてのお問合せは

広報広聴課
電話:048-524-1111(内線212) ファクス:048-520-2870

この担当課にメールを送る

本文ここまで
サブナビゲーションここから

平成19年4月から

サブナビゲーションここまで