014 市債残高の削減について
更新日:2006年12月8日
メールの内容
市報を見て、市債残高が500億円もあり利子支払い額が11億もあることを知り、愕然としました。不要な支出を削減して市債残高を削減しないと、国の財政のようにとんでもないことになります。議員諸氏にも十分に理解を求めるべきです。家庭でも借金をしてまで買い物をしませんよね。真剣に取り組むべきです。
同時に、市民に低い利息で市債の肩代わりを求めることは出来ないのでしょうか。ご検討をお願いします。
回答(平成18年11月14日)
市債の運用にあたっては、財政運営の硬直化をまねき、市民サービスに影響しないよう十分に留意して運用しております。市債残高につきましては、平成15年度は約511億5千万円、平成16年度は約507億9千万円、平成17年度は約493億9千万円と減少しており、今後も努力してまいります(合併前の1市2町の合算)。
なお、市債を活用して行える事業は、道路、橋の整備や公の施設など、社会資本を充実するものに限られており、(例外的に退職手当債などもありますが、これは活用しない方向です。)将来便益を受ける後世代の住民と現世代の住民との世代間の負担を調整するという、先行して整備する機能もあります。こうしたことも念頭に置きながら、市債の借り入れにつきましては、十分検討の上、事業を推進してまいります。
次に、市民に低い利息で市債の肩代わりを求めることにつきましては、類似の制度として、『住民参加型ミニ市場公募債』があり、埼玉県が、彩の国未来債という名称で発行した実績があります。しかしながら、発行に要する経費等を考えますと、本市にとりましては、メリットが少ないと判断しております。
