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35 荒川の土砂・洪水氾濫対策について市の取組を教えてください

更新日:2024年11月7日

メールの内容

 能登地方の豪雨災害の報道を目にし、土砂・洪水氾濫が大きな原因である可能性を知りました。
 さて、2019年の台風19号の際には榎町の堤防が氾濫危険水位となる等、市内の広い地域で避難を余儀なくされました。後年の専門家の研究でも、当時の荒川が決壊の可能性があったことが検証され、異常気象が続く今、生活を脅かす災害を熊谷市民としても他人事と考えるわけにはいかない時代だと考えております。
 2019年以降、国が緊急浚せつの推進をしているかと思いますが、荒川大橋付近で大規模な浚せつ工事を目にした記憶がありません。加えて、この浚せつ事業を実施した団体では公共施設などに被害なしなどの成果が出ていると述べられており大きな安心材料なのだと期待もあります。
 埼玉県・熊谷市のホームページで、熊谷市付近の荒川の土砂・洪水氾濫対策についてのまとまった情報が探せずにおります。
 かわまちづくり事業で、荒川の恵みを享受する計画を期待する一方で、荒川の河川敷に手が加えられることで浸水リスクの箇所・程度に変化が生じないかとの不安もあります。
 荒川と利根川に囲まれた熊谷市で、十分な水害対策を行ない(国・県に働きかけ)市民が安心して暮らせるまちづくりをお願い申し上げます。

回答(令和6年10月9日)

 いただきました「市長へのメール」にお答えいたします。
  
 本市では、私が会長を務める荒川上流改修促進期成同盟会を通じて、荒川を管理する国土交通省に対し、河川改修の促進をはじめ、堤防整備の推進、洪水被害の軽減などを毎年度要望しております。
 また、かわまちづくり事業におきましては、氾濫リスクが高くならないよう、国土交通省と協議をしながら進めております。
 しかし、こうしたハード面での対策を行っていても、自然の力が勝れば災害は発生します。そこで、本市では、市民の皆様が適切な防災行動がとれるよう、防災行政無線やメルくまなどにより避難情報伝達の多重化・多様化を図るとともに、現在、荒川や利根川が氾濫した場合のリスクを直感的に理解し、適切な避難行動がイメージできるように、3D都市モデル上に浸水状況を可視化する事業を実施しております。今後も、国や県と連携し、積極的に防災減災対策を行ってまいりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

このページについてのお問合せは

広報広聴課
電話:048-524-1111(内線206)、048-524-1156(直通) ファクス:048-520-2870

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