25 放射線量モニタリング強化の依頼
更新日:2011年10月28日
メールの内容
HP上にて、放射線量測定結果を参考にさせていただいております。多忙な業務の中、市内各地区にて測定、結果を公表して下さっている市職員の方々には大変感謝しております。
地域の放射線に関する情報においては、この数値だけが頼りとなっております。数値を拝見する限りでは、普段通りに生活して支障はないと判断できます。しかしながら、先日線量計を借りる機会があり(信頼性の高い堀場製シンチレーション式測定器です)、自宅敷地内および周辺を測定したところ、市で公表されている数値を超える比較的高めの数値を示す箇所がありました。自宅雨どい下の0.58μSv他、0.2~0.4μSvと、国の定めた基準の年間1ミリメートルSvを超える値となることに、驚きと共に不安を感じております。広範囲に及ぶ数値ではないものの、幼児がおりまして、これまでこのような線量の高い場所で遊ばせていたことにとても罪悪感を感じています。
このような場所が、他にもあるのであれば、ぜひモニタリングを強化していただきたいと思います。このような箇所が特定できた場合、除染等の必要性は大いにありうると思いますが、どのような形で改善すべきか、アドバイス等、どうか市のお力をお貸し願いたいと、今回このようなメールをお送りいたしました。
回答(平成23年10月27日)
福島第一原子力発電所の事故以来、本市といたしましても、市民の皆様の安心・安全のため、6月から市内102箇所の空間放射線量を測定し、結果を公表してまいりました。市内の定点につきましては、日常生活に支障がでるような値ではないと考えておりますが、国の航空機モニタリング調査や近県での高線量の情報から、特に小さなお子様のいらっしゃる保護者の皆様は、ご心配のことと推察いたします。
今後も、文部科学省の「サーベイメータによる調査について」に示されている測定地点を参考に定点測定を継続するとともに、あらたに市が管理する公園の空間放射線量の測定を予定しております。
また、自治会等の公益を目的とした団体の代表から測定の要望があった場合につきましては、測定場所に市職員が出向き、できる限り対応してまいります。
なお、除染等の必要性が生じた場合につきましては、関係機関等と十分協議のうえ進めてまいります。
