32 ゆうゆうバスの利便性を望む
更新日:2017年1月17日
メールの内容
ゆうゆうバスの適材適所を考慮したうえで、増減をしてください。
全路線で増便をすれば、民間業圧迫と騒がれること、予算、は承知しています。
民間バスが参入、重複する路線は減。民間バスが通っていない地域路線の増便と、充実。
(1)駅前の送迎渋滞が緩和されます。
(2)安全に通勤通学ができます。
家族が送迎できない家庭の子や女性は、暗さと変質者等に不安になりながら、夜道を歩いたり自転車に乗ったりが減ります。もちろん、犯罪に巻き込まれにくくなります。視界が悪くなりながら雨具を使う歩行者や自転車が減り、安全です。
(3)市内の活性化
例えば、仕事帰りにお酒を飲んでも間に合えばバスで帰れるので、寄り道をするゆとりができます。
往復バスに乗れない、2~3 時間も待つ、これでは利用につながりません。今の運行では特に、部活する学生、遠方勤務や定時で帰れない社会人は乗れません。利用者が増えれば収益が増えます。利用者がもっと増えたら、民間が参入してくるでしょう。
市の調査でも、本市は交通の便が悪いとの不満が高かったですよね。
市街地だけ便利で人口集中では、色々な面において、今後の発展の障りになると思います。交通弱者は、お年寄りや体の不自由な人だけではありません。
社会人や学生がもっと使えればいいと思います。市民へのサービスや市の活性化になるのではないでしょうか。
回答(平成28年9月30日)
いただきました「市長へのメール」にお答えいたします。
「ゆうゆうバス」の利便性についてご意見をいただき、ありがとうございます。
ご質問の「ゆうゆうバス」は、民間路線バスを補完する交通手段として、特に郊外にお住いのお年寄りや体の不自由な方など移動手段が限られた皆様のご利用を主な目的として運行を始めた経緯が有ります。運行開始後も、様々なご要望に応える形でルートの見直しを行い、結果として、より広いエリアをカバーするルートとなったことから運行時間が長くなり、運行本数も限られている状況となっております。
また「ゆうゆうバス」は、民間路線バスが廃止された地域や以前から運行されていない地域をルートとしておりますので、運賃収入だけでは採算は取れず、熊谷市がバス会社に補助金を出して運行している状況でございます。このような状況を見直すため、昨年度から、市民代表者、バス事業者、道路管理者、警察、国、県、市などから成る、本市の公共交通の在り方を議論する「熊谷市地域公共交通会議」において、ゆうゆうバスの運行ルートの見直しや運賃に関する検討に着手しております。
この公共交通会議の場におきまして、いただきましたご意見も含め、限られた財源の中で、通勤、通学、買い物など、市民の皆様の、ニーズに最大限お応えできるよう調査研究を進めてまいりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
