19 中学校の英語教育について
更新日:2016年8月31日
メールの内容
熊谷市教育委員会の点検・評価報告書の中で、英語について「市内4校(熊谷東中、玉井中、吉岡中、江南中)が先進校として、ラウンド制の授業に取り組んだ。今後も、よりよい授業づくりに向けて、教員研修を含め指導力の向上を目指してい・・・」と書いているが、この事について4つ、質問します。
(1)何故、先進校4校だけの学習状況調査を行い、教育の結果を公表しないのですか。
(2)ラウンド制の結果は出ているのですか。
(3)英語のラウンド制に対して、高校入試の試験方法にギャップがあると考えます。熊谷市教育委員会はギャップを埋めるために、何か対応を考えていますか。
また、市長はこのまま、ラウンド制を続け行くことに異存はないのか、教えて下さい。
回答(平成28年7月15日)
いただきました「市長へのメール」に、お答えいたします。
質問項目の1点目につきましては、昨年度から、先進校4校だけでなく市内全中学生を対象に、英検取得級の目安となる「英検IBA」というテストを行っています。今年度のテストはこれからの実施であり、結果を経年比較し、その伸びによって教育の成果を検証してまいります。現時点では、特定の学校の結果を公表する予定はございません。
2点目につきましては、英語検定の結果や授業の様子などから、生徒たちの英語力は、着実に伸びていると考えております。
3点目につきましては、ラウンドシステムの授業は、文法はもとより英語を聞いて答える問題をはじめ、長い英文を読んで内容を把握する問題や、課題に沿った英文を書く問題等、高校入試にも十分対応できる授業方法でございます。
今後もラウンドシステムを導入した授業を推進してまいりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
