46 図書館の閲覧席について
更新日:2016年4月12日
メールの内容
熊谷市市長様、日頃より熊谷市の為にご尽力いただき大変感謝しております。
さて、今回は熊谷市立図書館の閲覧室について改善していただきたいことがあるため、メールをさせていただきました。
現在、市立図書館では2階に閲覧席を用意しています。そこでは読書、学習、調べごとなど様々な使い用途があり、学生の自分としても大変助かっています。
しかし、学習をする環境となると、大変不便なのです。1つの部屋ではなく、あくまで空間の中での閲覧室なので、階段を登る音、子供達の大きな声、1階での会話の声、本を触る音、図書館職員の声、そういった様々な音という音が学習をしていると耳に入ってきてしまいます。そうなるともう、完全な自分の世界に入ることが出来ず、とても残念に思います。比べるようで申し訳ないのですが、東松山市立図書館には閲覧室という完全に個室の素晴らしい閲覧室があります。席も60席程度あり、1人1人が使えるスペースも大変広いのです。ですから、私は東松山の学校に通っていることもあり、東松山の図書館を利用することが多いのです。
しかし、私は悔しいし、とても時間が勿体無い気がしてなりません。なぜ、熊谷市民なのに東松山の図書館にわざわざ行かなければならないのか。テスト期間に東松山の図書館まで通う時間も非常に勿体無いです。このことを思っている学生は私だけではないと思います。東松山の図書館を知っている人なら誰でも思うことです。熊谷市の学生の学力向上の為にも、すぐに取り組んで欲しいことです。また、ご高齢の方も現在のような1階のごく僅かなスペースではなく広々とした環境で読める方が絶対に良いと思います。
まとめますと、私は現在のような閲覧席というスペースではなく、閲覧室という部屋を作っていただきたいのです。なるべくお早い回答をお待ちしています。
よろしくお願いいたします。このような場を作っていただきありがとうございました。
回答(平成28年3月2日)
いただきました「市長へのメール」にお答えいたします。
熊谷市立熊谷図書館は、1階に新聞雑誌コーナー、一般書や児童書の書架、総合カウンターを設けています。2階には、郷土資料、参考資料、全集のコーナーと、一般用の閲覧席、小中学生用の閲覧席を用意して、ご利用いただいております。
熊谷図書館のある文化センターは、文化会館やプラネタリウム館を備えた複合施設のため、多くの方々が、様々な目的で利用しています。建物の構造上、声や音を完全に遮断することはできませんが、引き続き、より良い環境づくりに努めて参ります。
閲覧席については、限られたフロアを有効利用するため、新たに部屋を確保することは困難な状況でございますので、ご理解いただきたいと存じます。
なお、●●さんが住んでいる●●地区にある「熊谷市スポーツ・文化村(くまぴあ)」には、調査資料室という書籍やパソコンを利用できる学習者向けの部屋がございます。「くまぴあ」が開館しているときには、受付で学生証などの身分証を提示していただければ、どなたでも使用できますので、併せてご利用いただければと存じます。
