29 荒川の堤防について
更新日:2016年2月8日
メールの内容
昨日の鬼怒川決壊のニュースを見て、今まで不安を感じていた秩父鉄道のSLもある車両基地付近で荒川の堤防が切れている事についてお話させて下さい。
切れている部分は水門の扉の様なもので緊急時は閉めるのだと思いますが、見える範囲には扉らしき物はありません。また想像するに重機が必要な重量物だと思うのですが閉める為の機器もなく緊急時にすぐに閉める事が出来るのでしょうか?
また切れている事自体が不安です。より安全性の高い回収を至急検討下さい。
回答(平成27年9月18日)
いただきました「市長へのメール」にお答えいたします。
ご指摘の大麻生陸閘(おおあそうりくこう)につきましては、昭和29年12月に当時の建設省により築造されたもので、現在は市管理の構造物です。
閉鎖方法は、荒川側と秩父鉄道側の2列に4mの角材を市職員にて積上げ設置する方法となっております。台風等で荒川の水位上昇が予想される時には、国土交通省荒川上流河川事務所と連携を図り、荒川水位による設置判断基準に従い、閉鎖を実施することとなっております。
これまでに荒川増水に伴う閉鎖の実績はございませんが、毎年、現地調査を行っております。
また、今年の5月13日には、大麻生赤城の自治会や地域関係者に見学していただき、閉鎖訓練を実施いたしました。
今後も施設の安全性の確認等を含めて、適正な維持管理に努めてまいりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
