19 熊谷の北関東の拠点化について
更新日:2015年12月10日
メールの内容
近年、複合商業施設に加えて巨大なイベント施設を造るなど、群馬県の高崎が大きな動きを見せています。このままいくと、高崎が北関東の拠点となり、熊谷など埼玉県北は高崎の衛星都市となることが予想されます。県南は東京、県北は群馬のベッドタウンとなると埼玉県はさらに拠点性と産業を持たない県になってしまいます。
そこで、熊谷が北関東の要となるよう企業誘致や再開発という形で動きを見せることが出来ないでしょうか。熊谷近辺では不便ゆえに人口が流出しています。そして県北で最大の都市というと間違いなく熊谷になります。つまり、県北の住民は熊谷の都市規模では便利な生活が出来ないということを示しているのです。せめて熊谷だけですべての生活必需品が揃うようでなければなりません。(それを目指して再開発を行ったのが新三郷ららシティです)
ですから、まずはその熊谷が県北の住民に不便を感じさせないような街づくりをする必要があるのではないでしょうか。是非一度ご検討願います。
高崎が北関東の要としてのブランドを手に入れるまで、もう何年もないと思います。市外から失礼しました。
回答(平成27年8月4日)
いただきました「市長へのメール」にお答えいたします。
本市の玄関口である熊谷駅は、JR上越・北陸新幹線、JR高崎線、秩父鉄道本線が結節し、さらに放射状に延びる民間バス路線により周辺市町とも繋がっており、まさに県北地域における交通の要衝でございます。
現在、熊谷市といたしましては、この熊谷駅を含む周辺区域を対象として、中心市街地活性化基本計画(案)による活性化に取組むと共に、県北地域の次世代産業支援施設や、新県立図書館、にぎわい施設などの機能を盛り込んだ複合的な施設の立地に向け、県市共同で協議・検討を進めております。
また、本市は、ラグビーワールドカップ2019の開催都市に決定いたしました。これは、熊谷市の魅力を全国に、そして世界に発信し、県北地域の中核的都市から北関東の拠点都市へ飛躍するまたとない機会でございますので、大会成功に向け、まちなかの再整備をはじめとする様々な事業を展開してまいります。
