32 猫の死骸処理について
更新日:2015年3月17日
メールの内容
富岡市長様、いつもお世話になります。●●です。
今回メールさせていただいたのは、猫の死骸についてです。本日、自宅の敷地に頭から血を流した猫が倒れておりました。すでに硬直している状態で、おそらく接する道路で車にはねられ逃げ込んだところで絶命したものと思われます。
市の方に、処理をお願いしたところ、私有地の死骸は、自分で処理し生ごみで出すように指示されました。ごみの日まで3日間保管するのも気が進みませんでしたし、公道での事故が原因で、その死骸が私有地に入り込んだわけですがら、少々、合点が行きませんでした。
職員の方におたずねしたところ、公道に戻せば、処理をしていただけるとのことでした。しかしながら、車道に戻せば、当然事故の原因にもなる可能性もあります。また、歩道に置くにせよ、通学路で多くの生徒の目にさらすことになります。何より、その行動が人としてどうなのかと思いますので、我が家で処理させていただきます。
職員の方は、皆様にそうしていただいていると仰っていましたが、このようなケースがそう多くあるとは考えにくいのと、通り一遍のマニュアル対応の感を強く受けました。(こちらが状況を説明するのを妨げるように言葉が出て来ます。)
蛇足になりますが、今回は心寒々となるご対応いただきましたが、このような場合(道路上のものも含めて)処理される方のご苦労は理解いたしますが、そこを曲げて状況に応じた対処、さらに、差し出がましく言うならば、人類文明の被害にあった小動物に対して、現場に一輪の花と線香の一本の供養でもすれば、心温まる熊谷市の対応が、多くの市民、世間にアピールできるのではないかと思います。
チャンスは簡単なところに転がっています。生意気申し上げ大変恐縮ですが、熊谷市がより良い街になることをお祈り申し上げ、乱文にて失礼いたします。
回答(平成27年2月13日)
いただきました「市長へのメール」にお答えいたします。
この度は、敷地内での猫の死がい処理につきまして、お力になれず大変申し訳ございませんでした。また、職員の応対につきまして、お困りの市民に対する配慮が至らず、重ねてお詫び申し上げます。
公道上の動物の死がい処理につきましては、その管理責任に応じて、国・県・市で分担して回収を行っております。
また、私有地内につきましては、管理上の問題もありますことから、行政職員又は委託業者が立ち入って回収することはせず、所有者の方にごみ集積所までお出しいただくようお願いしております。
しかし、そこまでの対応が難しいという方もいらっしゃいますので、その場合は私有地と道路の境界までの移動をお願いし、回収を行っております。
動物の死がいは一般廃棄物に分類されますので、その処理については市民の皆様にもご協力をいただいているところでございますが、死がい処理という性質上、対応した職員には、丁寧な聞き取りと説明を行うよう、改めて指導いたしました。
今回、猫の死がいの処理につきまして、●●様にご配慮いただきましたことに改めてお礼を申し上げ、貴重なご意見につきましては、今後の参考とさせていただきますので、ご理解をいただきたいと存じます。
