06 小中学校の2期制について
更新日:2014年8月14日
メールの内容
熊谷市で実施している小中学校の2期制について、子を持つ親として、2期制のメリットを何も無いと考えています。熊谷市の周辺の市町村も2期制の見直しを行い、3期制へ変更しています。周辺の市町村で見直しが行われている中、そのことについて、熊谷市教育委員会は状況を把握していますか?また、状況が変化していることに、市長と教育委員長はどのような意見をお持ちでしょうか?
回答(平成26年7月11日)
いただきました「市長へのメール」に、お答えいたします。
本市では、子供たちが変化の激しいこれからの社会を生き抜くため、「確かな学力」を身に付け、生きる力をはぐくむ教育を推進しております。
また、「学力」を「知力・徳力・体力」のバランスのとれた力として捉え、それらの向上に力を注いでいるところでございます。
二学期制のねらいは、子供たち一人一人の学力を向上させることでございます。学期を長くし、単元ごとのまとまりを評価することで、単元ごとの一人一人のつまずきや課題を明確にし、その課題を克服するために長期休業日等を活用した補充学習を行うことができるようになっているのが特徴の一つです。
また、二学期制により、授業時間を増やすこともできております。
新聞報道によりますと「通知表の回数が少ない(前期1回、後期1回)」との意見があげられておりますが、本市では年間4回から5回程度の通知を行っております。
実際に、国や県が実施した学力・学習状況調査の結果から見ても、国や県の平均を上回る成績をあげていることから、この取組の成果が現れてきていると考え、引き続き、二学期制を行ってまいります。
今後とも、学校と保護者が子供たちの情報を共有し、お互いの関わりを大切にしながら子供たちを育ててまいりたいと考えておりますので御理解・御協力をお願いいたします。
なお、子供さん個人のことについては、学校へもお尋ねください。
