04 熊谷市の魅力をもっと強く伝えて!
更新日:2014年8月14日
メールの内容
今年の春、熊谷の桜堤を訪れ、桜と菜の花の競演に感動を覚え、熊谷をとても好きになりました。世界遺産に富岡製糸場が世界遺産に指定されたことをきっかけに、片倉シルク博物館が熊谷にあることを知り、先日雨の中伺いました。ところがNAVI に電話番号を入れても現場を見つけることが出来ず、住所を入力しても辿り着けません。仕方なく住所近辺にあったイオンSC をぐるりと1周してようやく見つけましたが、とても分かりにくかったです。
展示内容は富岡製糸場よりも製糸に関して具体的でわかりやすく、特に今ではとうに失われてしまった、社員教育や診療所施設等を通して会社が社員を大事にするという、企業理念を再認識して感動いたしました。
このような施設があることをもっと広く知っていただくことは、熊谷市にとって必要なことではないかと思い、メールさせていただきました。お隣りの深谷市が今回の世界遺産について様々なイベントを開催しておりますが、熊谷にこのような素晴らしい施設があるのに、辿り着くことさえ難しいという状況が残念でなりません。道路への標示や施設への案内看板等、熊谷市が率先して取り組んで頂き、深谷まで来られた観光客を誘致することは重要だと思います。熊谷市とは関わりがない一東京都民ですが、応援したい一心でメールをお送りしました。失礼がありましたらお許しくださいませ。
回答(平成26年7月9日)
いただきました「市長へのメール」に、お答えいたします。
春の桜祭り、そしてこのたびの片倉シルク記念館へと、熊谷にお越しいただきありがとうございます。
片倉シルク記念館は、富岡製糸場のオーナーであった片倉工業株式会社が、同社の熊谷工場繭倉庫を利用して創設した記念館で、現在、ショッピングセンターのイオン熊谷店の駐車場の一角にあります。
本市といたしましても、同記念館につきまして、富岡製糸場の世界遺産登録を機に、同製糸場とゆかりのある施設として、市のホームページ等で積極的に紹介しております。
案内看板等の表示の件につきましては、富岡製糸場の登録勧告が発表された後の5月上旬に、片倉工業株式会社様とも御相談いたしましたが、繭倉庫を利用した記念館の外観を損ねないようにとの御意向もあり、現在のところ設置には至っていない状況です。
しかしながら、今回の●●様の貴重なご意見を基に、市のホームページにおきまして、住所や電話番号のほかに、イオン熊谷店の駐車場の一角にある旨を表記し、市外からお見えになるお客様にとりまして、少しでもわかりやすい案内にしてまいりたいと考えております。
当市には、国宝に指定された、妻沼聖天山の本殿「歓喜院聖天堂」といった観光名所や、これからの季節には関東一の祇園祭と称される「熊谷うちわ祭」や「熊谷花火大会」等、多くの観光資源があります。これからも熊谷へお越しいただき、四季折々の熊谷を楽しんでいただければと存じます。
