熊谷市には妻沼滑空場というグライダーのための飛行場があります。
利根川の近くではグライダーが飛んでいるようすがみられます。
妻沼滑空場ではグライダーのそうじゅうぎじゅつを競う試合がおこなわれたり、グライダーのそうじゅうの練習のため日本中から多くの人がおとずれます。
グライダーはエンジンもプロペラもつかわずに風や空気のながれにのって空をとぶのりものです。とてもしずかなのりものです。
とぶときはウインチというとても強い力でひっぱる機械で、たこあげをするようにひっぱってもらったり、エンジンのついているひこうきにひっぱってもらってとびます。

ウインチでひっぱってもらってとびたつグライダー。

プロペラひこうきにひっぱってもらってとびたつグライダー。

グライダーのパイロット(そうじゅうする人)が乗りこむコックピット(そうじゅうせき)にはいろいろな機械やメーターがあって、パイロットはメーターを見ながら機械をつかってグライダーをそうじゅうします。
機械にはグライダーを上や下へそうさするためのそうじゅうかんや右や左に向きをかえるラダーのほか、下にいる人とれんらくをするためのむせんや方角を知るためのコンパスなどがあります。そうじゅうかんは手で、ラダーは足でそうさします。
メーターにはグライダーの速さを知るためのそくどけいや飛んでいる高さを知るためのこうどけいなどがあります。

そうじゅうせきからはこんなふうに見えます。