久下小学校の児童会

久下小学校（くげしょうがっこう）は交通安全教育（こうつうあんぜんきょういく）に力（ちから）を入（い）れています。全校朝会（ぜんこうちょうかい）や学級活動（がっきゅうかつどう）、地区（ちく）ごとの集会（しゅうかい）で、路側帯（ろそくたい）の歩（ある）き方（かた）や季節（きせつ）や天候（てんこう）に応（おう）じた歩行（ほこう）など、保護者（ほごしゃ）や地域（ちいき）の協力（きょうりょく）をいただきながら児童（じどう）の「危険予測能力（きけんよそくのうりょく）」や「危険回避能力（きけんかいひのうりょく）」の育成（いくせい）を図（はか）っています。このような取組（とりくみ）の成果（せいか）が認（みと）められ、1月（がつ）に日比谷公会堂（ひびやこうかいどう）で行（おこな）われた第（だい）52回（かい）交通安全優良校（こうつうあんぜんゆうりょうこう）として表彰（ひょうしょう）されました。

ムサシトミヨは天然記念物（てんねんきねんぶつ）であり、県（けん）の魚（さかな）です。
かつては関東地方（かんとうちほう）の各地（かくち）で生息（せいそく）が確認（かくにん）されていましたが、開発（かいはつ）によって数（かず）が減（へ）り、現在（げんざい）は熊谷市（くまがやし）の元荒川（もとあらかわ）が唯一（ゆいいつ）の生息地（せいそくち）となっています。
久下小学校（くげしょうがっこう）では、校内（こうない）にある「トミヨ池（いけ）」で保護増殖活動（ほごぞうしょくかつどう）を行（おこな）っています。平成（へいせい）22年（ねん）にトミヨ池（いけ）に放（はな）した20匹（ひき）は、1年後（ねんご）181匹（ひき）に増（ふ）えていました。
調査後（ちょうさご）、161匹（ひき）を元荒川（もとあらかわ）に放流（ほうりゅう）し、20匹（ひき）を再（ふたた）び池（いけ）に戻（もど）しました。
児童（じどう）は、総合的（そうごうてき）な学習（がくしゅう）の時間等（じかんとう）で、ムサシトミヨについて勉強（べんきょう）しています。これからもムサシトミヨをさらに増（ふ）やしていけるように取（と）り組（く）んでいきます。

久下小学校（くげしょうがっこう）にはトミヨ池（いけ）から水（みず）が流（なが）れるビオトープがあります。久下（くげ）・太井（おおい）ホタル愛好会（あいこうかい）の方（かた）の協力（きょうりょく）で、6月（がつ）22日（にち）（金（きん））、ホタル鑑賞会（かんしょうかい）が行（おこな）われました。鑑賞会（かんしょうかい）では、約（やく）400匹（ひき）のヘイケボタルが放（はな）され、会場（かいじょう）はホタルの明（あ）かりにつつまれました。今年（ことし）は、10回目（かいめ）の開催（かいさい）を記念（きねん）して、ホタルについてのクイズを行（おこな）いました。500名（めい）を超（こ）える参加者（さんかしゃ）が幻想的（げんそうてき）な夏（なつ）の夜（よる）を過（す）ごしました。