熊谷市が1年間に入ってくるお金を計算して、どのような仕事にいくらお金を使うのかを決めたのが、予算です。
令和6年度の予算を見てみましょう。令和6年度とは令和6年4月から令和7年3月までの期間をいいます。
入ってくるお金と使うお金をそれぞれ729億円を見込んでいますが、それぞれの内訳をグラフにすると次のようになります。
歳入(熊谷市に入ってくるお金)について
市税 : 市民のみなさんや市内の会社から納めていただく税金です。
国庫支出金 : 国からもらうお金です。使いみちは決められています。
地方交付税 : 国からもらうお金です。使いみちは自由です。
市債 : 道路や学校などを作るとき借りるお金です。
譲与税・交付金 : 国や県の税金の中から分けてもらうお金です。
県支出金 : 埼玉県からもらうお金です。使い道は決められています。
繰入金 : 別に持っている貯金をおろして熊谷市のおさいふに入れるお金です。
歳出(熊谷市が使うお金)について
民生費 : みなさんの健康や福祉のために使うお金です。
教育費 : 学校や図書館、公民館などの運営に使うお金です。
土木費 : 道路や公園をつくるためのお金です。
総務費 : 市役所全体の仕事のために使うお金です。
衛生費 : 環境対策やごみの処理、病気の予防などに使うお金です。
公債費 : 借りていたお金を返すためのお金です。
消防費 : 火災のときの消火活動や急病人の救助などに使うお金です。
「熊谷市のおさいふ」で使っている数字は一般会計での数値です。
一般会計とは、教育や福祉、公園の整備など、市の行政サービスの基礎的なことを行う会計のことです。