こころの健康 自殺対策強化月間
更新日:2023年3月1日
3月は「自殺対策強化月間」です
新型コロナウイルス感染症拡大後、全国の自殺者数は増減を繰り返しており、令和4年の自殺者数(暫定値)も前年より増加しています。
身近な人の様子がいつもと違い、元気がないなど気になることがありましたら、まずはやさしく声をかけてください。
声かけのポイント Q&A
Q1 悩んでいる人はそっとしておいてあげた方がいい?
正解は「いいえ」
悩んでいる人は孤独感があり、悩みを自ら話せない場合も少なくありません。
温かい声かけは、悩んでいる人に安心感を与え、悩みを相談して良いのだと思うきっかけともなるため大切です。「よく眠れている?」「疲れてない?」など、まずは声かけから始めて見ませんか?
Q2 悩んでいる人は何らかのサインを発している事が多い?
正解は「はい」
悩んでいる人は、急に周囲との関係を絶ったり、感情が不安定になったり、「もうだめだ」「自分はお荷物なのだ」などと言ったりするなどなんらかのサインを発している場合が少なくありません。
周りの人たちが、そのサインに気づき、一歩踏み出す勇気が必要です。
Q3「死にたい」と言われたら、できる限りその話に触れないようにする?
正解は「いいえ」
「死にたい」と言っている人は「死なない」というのは誤解です。
「死にたい」と言われたら、その気持ちを真剣に受け止め、悩んでいることについて良い・悪いという判断をせず、まずは話を聞くことが大切です。
また、悩んでいる人は話を温かく聞いてもらうことで、安心することができます。自分のことを思ってくれる人の存在を感じられます。
ゲートキーパー啓発動画について
自殺対策におけるゲートキーパーとは、「地域や職場、教育、その他様々な分野において、身近な人の自殺のサインに気づき、その人の話を受け止め、必要に応じて専門相談機関につなぐなどの役割が期待される人」のことです。
言わば、「命の門番」とも位置づけられる人のことです。
多くの方にゲートキーパーの役割を担っていただくことで自殺予防につながるよう、埼玉県ではゲートキーパー啓発動画を作成しました。
詳しくは下記のリンクをご覧ください。ゲートキーパーについて - 埼玉県 (saitama.lg.jp)(外部サイト)
『メンタルヘルス相談』のご利用を
こころの健康に不安を感じている方を対象に電話による相談を行っています。
(利用料は無料です。通信料は自己負担です。)
- 専用電話:080-4418-4610
- とき:月曜日から金曜日まで、9時から16時まで(土日祝日は除く)
- 申込み:電子申請、または専用電話から
電子申請はこちらから(外部サイト)
※相談の申請は、24時間いつでも出来ます。
※後日、熊谷保健センターの担当者からご希望していただいた連絡方法で対応します。
※しっかりとお話を伺うために、メールでの相談は行っておりません。
※応答には数日を要します。緊急の場合は、警察、救急など内容に応じて専門機関にご相談ください。
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