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令和3年度自殺予防講演会を開催しました

更新日:2021年12月1日

自殺予防講演会を開催しました

テーマ:「ストレスと付き合う~コロナ禍での高齢者のうつ病を防ぐために~」
日時:令和3年10月8日(金曜日)
場所:緑化センター(市役所隣り)
講師:寺山亜紀子先生(公認心理師、臨床心理士)

感染症対策に努めながら開催しました。
参加者の方々だけでなく、講演会へ参加できなかった方へ講演会内容をお伝えします。

ストレスについて

ストレスについて

ストレスは大きく分けて2つあります。

生活上のライフイベントのストレス

喜ばしいことでも、環境が大きく変わること自体がストレスになります。
(例)身近な人の死、離婚、けがや病気だけではなく、結婚、昇進・昇格、家を建てて引っ越すなど。

デイリーハッスルズ

デイリーハッスルズは日常的な煩わしさのことです。(例)家事、介護、近隣とのトラブルなど。
些細なこととして問題視されにくいですが、健康への影響は大きいと言われています。

ストレスが身体に及ぼす影響

ストレスを受けると、それに対して戦おうとする「交感神経」と、リラックスしようとする「副交感神経」が働きます。
私たちは1日の中でこの交感神経と副交感神経を何度も切り替えていますが、この働きがうまくいかないと、心拍数が上がったままになり、休息モードに戻れなくなります。

高齢期のストレス・うつ病の特徴

高齢期に起こるストレスの影響

高齢期の特徴として、下記があげられます。
(1)心身の健康の喪失
(2)定年退職による社会的役割の喪失
(3)配偶者や友人の死別による人間関係の喪失

高齢者のうつ病の特徴

必ずしも、うつ病のチェックリストのような症状ではなく、漠然とした不安感、生きがいや意欲・関心の消失といった訴えになります。
また、心身の不調や物忘れをひどく気にする訴えが多い傾向です。

うつ病を予防するためにストレスと上手く付き合う方法

(1)ストレスを克服・避ける・働きかける

ストレスとなるものを克服する、避けられるものは避ける、周囲に働きかけるなどストレスそのものに働きかける

(2)自分の考え方の癖に気づき、捉え方を修正する

コップに入った水をどう捉えますか?
たくさん入っていると捉えるか、それしかないと捉えるか。感じ方はその人次第で変わります。

(3)運動やリラクゼーションで身体や精神の緊張を緩める

心と身体は繋がっている面もあり、体を緩めると心が緩む。

(4)リラクゼーション(リラックス)の方法

(例)入浴、好きな音楽を聴く、マッサージ、アロマテラピーなど

呼吸法

吐く息を意識し、6カウント吐いたら、4カウント吸う

漸進的筋弛緩法

一度強く手に力を入れ、その後力を抜く。少しずつ他の身体部位に広げていく。

自律訓練法

体を緩める方法

マインドフルネス低減法

「今、ここ」に意識を集中する。日頃生活の中で過去の事を考えたり、未来に対して不安になるが、その雑念から注意を逸らすことでリラックスする。
※いずれのリラクセーションもインターネットで検索するといろいろな本が出ていますので、参考にしてください。

(5)ソーシャルサポート(社会資源)の利用

自分だけで考えているとぐるぐる回ってしまうので、第3者、誰かに話してみる。専門家や家族、近隣コミュニティとのつながりを持つ。
熊谷保健センターも社会資源の一つとして利用してください。

(6)高齢者ならではの強み=「知恵」

長く生き、豊かな人生経験があるからこそ培われる能力、それが知識や判断力です。また、問題解決能力も衰えません。高齢者は衰えていくだけの存在ではないのです。

このページについてのお問合せは

熊谷保健センター
電話:048-526-5737(直通) ファクス:048-526-5933

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