おもて面 表紙 あついまち熊谷のバリアフリーマップ あのくま あなたの知らないくまがやがきっとみつかる 市民協働熊谷の力事業 にゃおざねのシルエット画像 熊谷市中心部の地図 省略 コラム 知っていますか、熊谷生まれのユニバーサルデザインブロック 横断歩道と車道の境には、必ず2センチメートルの段差があり、この段差によって、目の不自由なかたは自分が車道にでたことを認識することができます。一方で、車いすを利用するかたにとっては、2センチメートルの段差であっても、うまく進めない場合があります。この相反する2つの問題を解決するため、熊谷市と障害当事者、製造業者の共同作業で生まれたのが熊谷ユニバーサルデザインブロックです。ブロックに道路との段差のない2本の溝を掘ることによって車輪がスムーズに進み、真ん中に段差を設けることで目の不自由なかたにも配慮しています。市内では中心市街地を中心に順次設置されているほか、全国のまちで採用が広がっています。 熊谷市の取組み 熊谷市では、平成25年度に熊谷市バリアフリー基本構想を策定しました。基本構想では、熊谷駅周辺を重点整備地区とし、公共施設のほか、公共交通機関、公園、大規模商業施設、金融機関など、官民の枠を超えて様々な事業者の皆様にご協力いただき、一体的にバリアフリー化を進めるべく、ハード、ソフトの両面から多くの事業を位置づけています。二千十九年のラグビーワールドカップ開催に向けて、すべての人にやさしいまちづくりを目指しています。 マップの使い方 このマップは、完全にバリアフリー化された店舗・施設だけを集めたものではありません。段差やトイレなど、マップを手に取っていただいたかたに、ご自身で利用可能かどうか、判断の参考としていただくためのものです。手助けや配慮についても、コメント欄などで情報提供しています。店舗・施設によって、できること、できないことは異なりますので、必要に応じて直接お店とコミュニケーションを図った上で、ご利用いただければと思います。 編集後記 このマップは、市民協働熊谷の力事業により、立正大学社会福祉学部ボランティア活動推進センターの学生が主体となって作成しました。どうすればマップを手に持って周遊してもらえるかを考えながら、熊谷駅周辺の店舗・施設へのアンケート調査や訪問調査によって情報を収集し、交通機関や道路の情報とともに地図にまとめました。その過程で感じたことは、ハートフルタウンくまがやらしい、お店のかたの気遣いや思いやりでした。調査にご協力いただいた店舗・施設のかたがたには改めてお礼申し上げます。なお、すべてのお店にお声がけすることはできませんでしたので、我こそわと思う店舗・施設があれば、ぜひご連絡ください。スタッフが調査にうかがいます。設備面のバリアフリー化はすぐには難しいかもしれません。しかし、それを補う気遣いや手助けはすぐにでもできます。このマップがきっかけとなって、様々な人々の間に交流が生まれ、互いの理解を深めあう、心のバリアフリーが進むことを願っております。ボランティアセンター学生一同。 発行 熊谷市 立正大学 発行日 平成28年1月30日 製作 立正大学社会福祉学部ボランティア活動推進センター 電話ファックス 048-539-1386 電子メール VハイフンCENアットマークRISドットACドットJP 印刷 ピーアイピー このマップは3,000部作成し、印刷経費は1部あたり約282円です。