熊谷地方気象台「気象防災ワークショップ(市職員向け)」を実施しました
更新日:2019年5月28日
日時
令和元年5月22日(水曜日)13時30分〜16時
対象
災害対応業務に携わる市職員16名
内容
洪水災害が発生するおそれがある状況において、気象庁などから提供される様々な情報を参照しながら、体制の強化や避難勧告等の発令のタイミングなどについて検討・発表した。
また、わが市の災害対策における課題や、改善のための施策について議論した。
気象台による状況設定
多数の気象情報をもとに議論
各グループ毎に気象台職員が助言を加える
意見や対応策をグループ内で検討・集約
意見発表、判断の根拠を説明
発表後、注意すべきポイントを解説(気象台)
災害対応の難しさや対策案を班ごとに発表
全体講評(気象台)
ワークショップを終えて
限られた時間の中で、多数の気象情報(台風情報、警報級の可能性、流域雨量指数、高解像度降水ナウキャスト等)を参照しながら、避難の判断や住民への広報手段を決定していく過程が体験できた。
参加者の声
- 短時間での判断は困難であった。しかし、実際にはより一層、時間がないだろうとも思った。
- 気象台スタッフの助言が大変参考になった。
- 扱うデータが多く、処理しきれなかった。
- 討議の形式は良いと思った。ただし、事前の予習が必要と感じた。
- 専門的なシミュレーションは勉強になった。今後も気象情報に注意を払い、本日の研修を活かしていきたい。
