「避難準備情報」等の名称変更について
更新日:2019年11月7日
平成28年12月26日から、「避難準備情報」が「避難準備・高齢者等避難開始」に名称変更されました。
変更内容
経緯
平成28年台風第10号による水害では、東北・北海道の各地で甚大な被害が発生しました。とりわけ、岩手県岩泉町では、グループホームが被災し、入所者9名が全員亡くなる等、高齢者の被災が相次ぎました。
「避難準備情報」の名称については、高齢者施設において、適切な避難行動がとられなかったことを重く受けとめ、高齢者等が避難を開始する段階であるということを明確にするため、「避難準備情報」が「避難準備・高齢者等避難開始」に名称変更されました。
また、あわせて「避難指示」も「避難指示(緊急)」に名称変更となりました。
避難情報の種類
必ずしも、下記の順番で発令されるとは限らないので、ご注意ください。
また、これらの情報が発令されていなくても、身の危険を感じる場合は避難を開始してください。
避難準備・高齢者等避難開始
避難勧告や避難指示(緊急)を発令することが予想される場合
- いつでも避難ができるよう準備をしましょう。身の危険を感じる人は、避難を開始しましょう。
- 避難に時間を要する人(ご高齢の方、障害のある方、乳幼児をお連れの方等)は避難を開始しましょう。
避難勧告
災害による被害が予想され、人的被害が発生する可能性が高まった場合
- 避難場所へ避難をしましょう。
- 地下空間にいる人は、速やかに安全な場所に避難をしましょう。
避難指示(緊急)
災害が発生するなど状況がさらに悪化し、人的被害の危険性が非常に高まった場合
- まだ避難していない場合は、直ちにその場から避難をしましょう。
- 外出することでかえって命に危険が及ぶような状況では、自宅内のより安全な場所に避難をしましょう。
