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知っていますか?梅毒が流行しています

更新日:2017年8月1日

梅毒は、主に性的な接触によってうつる感染症です。
原因は梅毒トレポネーマという病原菌。
感染すると全身に様々な症状が出ます。

感染の報告件数(厚生労働省のホームページより)

2012年までは年間900件未満で推移していた梅毒の総報告数が、2013年以降年々増加しています。
2014年:1661件
2015年:2690件
2016年:4559件
と毎年連続して増加しており、注意が必要です。

特に気を付けたい人


妊娠を希望している人は特に注意してください。
妊娠している人が梅毒に感染すると、胎盤を通して胎児に感染し、死産・早産・新生児死亡・奇形が起こることがあります(先天梅毒)。
少しでも感染不安がある方は、妊娠前に必ず検査をしてください。

症状

口の中、性器、肛門、手指などにしこりができます。
症状が進むと、手のひら、足のうらなどに赤い発疹が出ます。
いったん症状が消えることがありますが、治ったというわけではありません。
感染したあと経過した期間によって、症状の出現する場所や内容が異なり、時に無症状になりながら進行していきます。

予防法


コンドームの適切な使用でリスクを減らせます。
ただし、コンドームが覆わない部分の皮膚などでも感染が起こる可能性があるため、コンドームを使用しても100%予防できると過信してはいけません。
皮膚などに異常があった場合は、早めに皮膚科、泌尿器科、産婦人科を受診しましょう。
パートナーと一緒に検査・治療することも重要です。

感染の不安がある場合

早期発見と、早期の薬物治療で完治できます。
保健所では無料匿名検査を実施しています。

関連情報

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健康づくり課
電話:048-528-0601(直通) ファクス:048-528-0603

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