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平成29年8月 環境産業常任委員会(福島県郡山市 郡山市工業振興計画について、宮城県仙台市 ごみの減量化並びに、中心部商店街のにぎわい創出について)

更新日:2017年9月11日

環境産業常任委員会では8月2日、3日の2日間、行政視察を行いました。
参加者
委員長 小島正泰 副委員長 鈴木理裕
委員 守屋淳、松本富男

8月2日 福島県郡山市

 郡山市では、古くから工業振興が図られていたこともあり、市内に6カ所ある工業団地だけでは足りず、現在新たな場所に分譲を始めており、これまで培ってきた産業集積、人的資源等を生かしつつ、新たに立地する研究開発機関等を最大限に活用しながら、産学官民一体となった産業振興を図っていくことを工業振興計画の基本理念としているとのことでした。また、計画のリーディングプロジェクトとして再生可能エネルギー研究開発施設や医療機器開発支援拠点を生かした産業の創出、集積を位置付け、国内トップレベルの研究開発拠点が立地し、海外からも多くの研究者が来ていただいているおかげで、郡山市のPRにもつながっているとのことでした。そうしたこともあり、現在、医療機器の生産額が全国3位、部品生産額であれば全国1位とのことでした。

8月3日 宮城県仙台市

 「ごみの減量化について」
 仙台市では、震災前に有料指定ごみ袋による受益者負担制度を導入し、市としても減量化施策に力を入れ、減少傾向にあったが、震災後は、その混乱等もあり、今でも震災前の排出量まで戻っていない状況にある。ここ1年は緊急宣言を出し、改めて減量化に力を入れているとのことでした。
 また、取り組みを効率的に行うためには市民への啓発が重要と考え、市民とともに企画、実施するPDCAサイクルを構築し、事業実施後には、市民参加のイベントで振り返り評価を行っているとのことでした。
 「中心部商店街のにぎわい創出について」
 仙台市の中心部にある9つの商店街には1日に2万人以上の往来があり、現在空き店舗はなく、その中心部に位置する一般社団法人まちくる仙台はイベントの実施や、起業支援によって、中心部商店街が発展し、多くの方に来街してもらい、起業と雇用と消費を生む仕組みを整えることを使命としているとのことでした。起業支援では、接客から販売促進まで指導しているだけでなく、まちくるファンドとしてクラウドファンディングを活用した支援も行っていました。また、商店街のにぎわい創出として、アーケードでのライセンス制のパフォーマンス事業やイベントの開催をしており、評判は上々とのことでした。
 

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