このページの先頭です
このページの本文へ移動
  • くらし
  • 子育て・教育
  • 健康・福祉
  • 施設案内
  • 市政情報
  • 観光・イベント
サイトメニューここまで


本文ここから

夏の薬草

更新日:2019年7月8日

俳句・季語の世界では、8月は初秋に当たります。今の暦では、6から8月が夏ですので、それにこだわらず、この時季の薬草について述べていきたいと思います。
まず、6月といえばジメジメとした梅雨を思い浮かべますが、花では誰でも雨に濡れる紫陽花あじさいをイメージするでしょう。今の初夏を代表する花ですが、実は薬草でもあります。
夏に花と葉を採り乾燥させます。間歇熱かんけつねつ(一定の時間になると熱が出たり引いたりする。)、せき止め、心臓病に花を1回2から4グラムずつ煎じて服用します。

紫陽花や白よりいでし浅みどり(渡辺水巴すいは

この頃に花を咲かせる薬草といえば、ドクダミを忘れる訳にはいきません。鼻粘膜に刺激を与えるあの独特な臭いは嫌われますが、生薬名の十薬の名のとおり、煎じて内服する時は、利尿、便秘、血圧調節に使用され、外用では腫れ物に効果があります。
5から6月頃、花の咲いている時期のものが薬効も強く、花、茎、葉の全草を採取し乾燥させます。その臭気にもかかわらず、清楚な感じのする花ですが、白いのは総苞そうほうで黄色が本当の花です。

毒だみや十文字白き夕まぐれ(石橋秀野ひでの

6から7月頃、ドクダミとは逆に強い芳香を放って咲くクチナシの花は香りが格別です。その実は正月のきんとんを作る際に、その鮮やかな黄色の着色料として使われます。年末になると実を買いにみえるお客もあります。
この実には、利胆、消炎、鎮静、降圧といった薬理作用があり、風邪の高熱、出血、下痢、目の充血、喉の痛みなどに煎じて使用されます。白いきれいな花ですが、茶色に変色するまでの時間が短いのが残念です。

口なしの花はや文のせるごと(中村草田男くさたお

向日葵ひまわりは金の油を身にあびて ゆらりと高し日のちひささよ

ヒマワリを見ると前田夕暮のこの歌を思い出します。炎天下、燦然さんぜんとその勇姿を誇るヒマワリは、ゴッホに限らず多く人を魅了します。中国名が向日葵で太陽の花を意味します。
8から11月頃、花、種子を採取して日干しにします。解熱剤として葉を1日量5グラム煎じます。種子には脂肪が20から30パーセント含まれていて、動脈硬化の予防に効果ありとされます。しかし、花粉症などのアレルギーのある人は、体内でリノール酸からアラキドン酸に変わり、粘膜などの症状を悪化させるロイコトリエンを作るので、ベニ花油、コーン油などと共に避けた方がよいと言われています。
熊谷薬剤師会 関口秀雄

このページについてのお問合せは

健康づくり課
電話:048-528-0601(直通) ファクス:048-528-0603

この担当課にメールを送る

本文ここまで

ページの先頭へ

以下フッターです。

熊谷市役所

〒360-8601 埼玉県熊谷市宮町二丁目47番地1

電話:048-524-1111 FAX:048-520-2870

開庁時間:月曜から金曜まで(8時30分から17時15分まで)

Copyright © Kumagaya City. All rights reserved.
フッターここまでこのページのトップに戻る