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漢方・夏の養生法

更新日:2020年8月1日

 漢方の古書『素問(そもん)』には、人間が健康に生きていくために一番大切なことは「自然との調和」であると記されており、自然と人間との調和を第一とする「天人合一(てんじんごういつ)」といわれる考え方に基づき、春夏秋冬の養生法を示してあります。

 「夏の養生法」については次のように書かれています。

 『立夏からの3か月を番秀(ばんしゅう)という。天地の気が交わり万物も花開き実を結ぶ季節。夜更かしはせず、朝は早く起きる。日の長さや暑さを嫌がらず、活発に汗をかいて体内の陽気を発散する。気持ちを晴れ晴れとして、怒ってはならない。これに反すると、心気(しんき)を損傷して病となる。発病しなくても秋に適応する能力が減少して、冬に至って病となる。』

 漢方には、自然界と人体の生理を結び付けている「天人相応(てんじんそうおう)」という独特の考え方もあり、その視点からいうと、夏に最も影響を受けやすい五臓は「心(しん)」です。漢方でいう「心」は現代医学でいう心臓とは違う概念で、1.血脈をつかさどる(血液循環の原動力)、2.神志をつかさどる(精神活動を主宰する)という生理作用があり、「君主の官」とも呼ばれ臓腑(ぞうふ)を統括していると考えられています。

 夏は陽の気(暑さ)が盛んで汗をかいて体内に熱がこもらないようにすることが大切です。しかし、汗をかき過ぎると血液濃度が上昇し、微小循環の流れが悪くなり血管が詰まりやすくなりますので、夏も狭心症・脳血管障害に注意が必要です。熱中症にも注意しましょう。こまめな水分補給も忘れないでください。

 また、「冬病夏治(とうびょうかち)(冬の病は夏に治す)」という養生の教えがあり意義深いです。

 夏の陽気が盛んなうちに、喘息(ぜんそく)・関節炎・冷え症といった冬に現れやすい病気を予防したり症状を改善したりしていくという考え方です。暑いからと冷たいものをとり過ぎたり、体を冷やし過ぎたりしないで、夏から冬に備えましょう。

 早寝早起きを心掛け、気持ちを爽快にさせて怒らず、適度な運動で汗をかき、命に直結する「心」をいたわってお過ごしください。

 『素問』には自然との調和を続け、四季の天の気に調和して、よく養生すると人間の寿命は100歳を超えるとも記されています。自然との調和を心掛け、漢方の養生法を健康長寿に役立ててください。

熊谷薬剤師会 川島 恵司

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健康づくり課
電話:048-528-0601(直通) ファクス:048-528-0603

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