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宝幢寺阿弥陀如来像

更新日:2012年2月24日

【市指定文化財 押切】

製作年・製作者は不明であるが、その様相からこの像は、鎌倉時代から室町時代のものと推測される。面相は、やや面長ながら端正な目鼻立ちを示し、肉髻は低平で髪際線が額の中央で下方にカーブを描き、体躯から膝にかけて覆っている衲衣の衣紋線は彫が深く男性的な印象を受ける。また、背中と右胸付近の衲衣の一部に金色を残しており、当時は荘厳な彫刻であったことがうかがわれる。手には薬壺を持ち、薬師如来とされているが考補である。

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