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クマガイソウ

更新日:2021年3月16日

クマガイソウとは

ラン科の多年草で、株の高さは30から40センチメートル。4月中旬から5月初旬にかけて薄いピンク色の可憐な花を咲かせます。袋状の花弁が特徴で、熊谷の郷土の偉人である熊谷次郎直実公が、矢から身を守るために馬上で背負った母衣(ほろ)に形が似ていることから、クマガイソウと名付けられました。
全国的に原生のものが少なくなり、絶滅危惧2類に指定されている貴重な花です。
熊谷市内においても、夏場の高温環境等も影響し、自生が困難な状況となっています。

星溪園とクマガイソウ

かつては星溪園をはじめ熊谷市内でもクマガイソウの保存活動が行われていました。
植栽した株が根付くには至りませんでしたが、保存活動を後世に伝えるため、熊谷にゆかりのある歌人で人形作家の人間国宝・鹿児島寿蔵(1898年から1982年まで)が熊谷を訪れた際にクマガイソウについて思いを巡らせ詠んだ短歌が、星溪園に歌碑として残されています。

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