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平成26年度条例表彰者のご紹介

更新日:2014年4月7日

 平成26年4月5日、大里生涯学習センター「あすねっと」において、平成26年度熊谷市表彰式を挙行し、本市の文化の興隆、福祉の増進、産業の発展または自治の振興にご貢献された4名の方を、熊谷市表彰条例により表彰いたしました。

文化功労表彰 松沢まつざわ たけし氏 (89歳 本石在住)

 松沢嶽氏は、昭和15年の弓道初段取得以来、弓道一筋に情熱を注ぎ、平成3年に日本弓道界の最高位である範士八段を授与され、選手として、また指導者として弓道の普及、発展に大きく貢献されました。

 この間、国体に6回出場し埼玉県総合優勝の一翼を担い、熊谷市弓道界の名声を全国に知らしめました。同時に氏は、熊谷市弓道連盟の設立に尽力し、昭和30年設立と同時に理事に就任、その後、会長、名誉会長等の要職を歴任するとともに、熊谷市体育協会の役員として熊谷市の社会体育推進に貢献されました。

 また、埼玉県弓道連盟の会長として、県下全域の弓道の普及、発展に尽力されました。さらに、昭和43年に「市民弓道教室」を開設したほか、ジュニア育成の一環として市内高校生の指導の第一線に立ち、体力向上、健康増進と併せ青少年の人間育成に尽くされました。このように、弓道という日本古来の武道の伝承、発展に取り組み、本市における社会体育の振興、充実に寄与された功績は、誠に顕著です。

福祉功労表彰 門倉かどくら 彌平やへい氏 (76歳 中奈良在住)

 門倉彌平氏は、平成4年に保護司に就任し、罪を犯した人や非行のある少年の改善更生のため、生活再建に向けた指導等に尽力され、犯罪予防の啓発と地域社会の安全及び市民福祉の増進に大きく貢献されました。

 こうした氏の熱心な保護司活動と温厚篤実な人柄により、平成22年には熊谷地区保護司会副会長を経て会長に就任し、さらに埼玉県保護司会連合会理事、常務理事と要職を歴任し、平成25年からは副会長として卓越した指導力や統率力を発揮し、県及び熊谷地区の保護司会の円滑な運営に多大な貢献をされました。

 さらに、平成24年12月には保護司の活動拠点として、県内自治体では2番目となる更生保護サポートセンターを市役所本庁舎内に設置し、自ら企画調整保護司として常駐し、保護司活動の企画・立案や情報発信にその指導的役割を担うほか、地域における関係機関・団体及び地域住民との連携を図るなど、犯罪のないまちづくりを通した本市の発展と市民福祉の向上に寄与された功績は誠に顕著です。

産業功労表彰 滝沢たきざわ 寧和やすかず氏 (68歳 本石在住)

 滝沢寧和氏は、昭和63年に熊谷商工会議所議員に就任し、平成13年から常議員として組織の拡大や事業運営に尽力され、地域経済団体の振興・発展に大きく貢献されました。

 この間、小売商業部会長や企画政策室委員等を歴任し、「熊谷の日本一」創造運動を推進されたほか、県内初となる「街なかゼミナール」や産学官の連携推進のもと定期的なフォーラムを開催し、地域活性化の牽引役として精力的に活動されました。また、熊谷市商店街連合会では昭和63年から常任理事、専務理事等の要職を歴任し商店街の振興と地域活性化に寄与されました。
 
 現在、11月の風物詩として定着した一大イベントの「オ・ドーレなおざね」は、平成13年に氏の強力なリーダーシップのもと実現されました。さらに、平成21年からは会長として、熊谷えびす大商業祭の拡充や、熊谷市プレミアム付き商品券発行、熊谷市B級グルメ大会の実施など、様々な事業に献身的に関わり、本市の発展と産業の振興に寄与された功績は誠に顕著です。

自治功労表彰 芝崎しばさき 光利てるとし氏 (75歳 上川上在住)

 芝崎光利氏は、昭和33年に本市に奉職し、平成17年に収入役を退任するまでの47年余、地方自治の振興と市政の発展に大きく貢献されました。
 
 この間、現在の熊谷スポーツ文化公園となる県営公園の誘致に尽力するとともに、総務部長及び企画部長等の要職を歴任し、阪神淡路大震災被災地救援の指揮、熊谷市総合振興計画の策定、市内循環バスの導入等、適切な判断力と実行力をもって市政運営の中心となり、その力量を発揮されました。
 
 平成10年に収入役に任命され、健全な財政運営により市長を補佐し、資金の安全かつ効率的運用に尽力されました。平成17年の新熊谷市の誕生にあたり、財産管理や新たな会計システムの構築等多くの課題解決に力を注いだほか、関東及び県の都市収入役会副会長等の要職も歴任し、広域行政の進展に多大な貢献をされました。また、熊谷市選挙管理委員会委員長として、選挙の普及と公正かつ効率的な執行に尽くされ、本市の発展と地方自治の振興に寄与された功績は誠に顕著です。

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